9月26日(月) 秋の全国交通安全運動「セーフティコール」参加報告
9月26日(月)15時00分から16時00分にかけて道道早来千歳線のANAクラウンプラザホテル千歳及びイオン千歳店前にて秋の全国交通安全運動「セーフティコール」が行われ、参加しました。
この運動は、千歳市が秋の全国交通安全運動【9月21日(水曜日)から9月30日(金曜日)】の一環として関係機関・団体が参加して行われたもので、当クラブも『地域の社会奉仕活動』実践として例年、会員が参加しており今年は15名が参加しました。
出発式会場 北ガス文化ホール(千歳市民文化センター)駐車場で出発式が行われました。
出発前の様子です。
◇開会挨拶
千歳市交通安全運動推進委員会 沼田 常好 会長(千歳RC)
皆様ご苦労様でございます。大変お忙しい中、秋の全国交通安全運動「セーフティコール」のご案内をいたしたところ、この様に多くの各町内会、各企業、各自衛隊部隊の皆様、そして市議会の皆様、市役所の皆様、そして各関係団体の皆様方のご参加いただいたことにこの場をお借りしましてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。
秋の全国交通安全運動は9月21日から始まっております。今回の重点的な運動は、①先ず子供たち、高齢者の交通事故防止 ②夜間の走行中ならびに自転車の乗用中の交通事故防止 ③後部座席を含むシートベルトの全座着用とともにチャイルドシートの正しい着用の推進 ④飲酒運転の根絶であります。
北海道の交通事故に関しましては、9月14日の現在におきましては、交通事故発生件数7,632件であります。昨年の同時期から較べますと201件の増加となっております。
また、交通事故による死亡者数は、9月14日現在でありますけれども、昨年の同時期と較べ28人減少して、93人の方々がお亡くなりになっております。
今、申し上げましたとおり、交通事故件数が増える傾向にありますことから、未だ予断の許す訳には行かない状況にあります。
昨年12月に、北海道飲酒運転根絶に関する条例が制定されました。飲酒運転の件数は減少傾向にありますけれども、9月12日現在で102件、飲酒運転によって交通事故が起きておりますし、それによって9名の方がお亡くなりになっている状況にあります。
そのことから、秋の全国交通安全運動セーフティコールにおきまして、皆様方のご協力をいただきながら、この期間中1件でも交通事故が減る様に交通安全の運動を推進していきたいと思いますので、ご協力をよろしくお願い申し上げますとともに、これから街頭におきまして、道行くドライバーの皆様方に対しまして、交通安全の推進の啓発活動を行ってまいりたいと思います。どうか皆様方のご協力をよろしくお願い申し上げたいと思います。
終わりに、本日ご参加をいただきました皆様方の今後のご活躍とご健勝をお祈り申し上げまして、開催にあたっての挨拶とさせていただきます。本日は宜しくお願い申し上げます。ありがとうございます。
◇来賓のご挨拶
千歳警察署 署長 佐藤 伸二 様
みなさんこんにちは。只今ご紹介いただきました千歳警察署長の佐藤です。今日はよろしくお願いいたします。
この様に盛大にセーフティコールに皆さんおあつまり頂きまして本当にありがとうございます。またセーフティコールの準備をされた方々に対しましては、そのご労苦大変ありがとうございました。この場を借りて御礼を申し上げます。
さて、秋の全国交通安全運動ですけれども9月21日から30日迄の10日間、今ちょうど中盤にさしかかっております。先程推進委員会の沼田会長より4つの重点が話されましたけれども春夏冬と秋は少々違ったところがございまして、夕暮れ時と夜間の歩行中、自転車乗用中の交通事故防止というお話をされておりました。この時期は非常に日暮れが早く5時くらいになっていくと段々日が傾いていくということでございます。それ位の時間といいますと皆さん、ちょうど会社に戻られる頃とか、帰宅される時間とか、ちょうど買い物を終えてご自宅に戻られるということで非常に薄暗くなっているのに皆さんの活動の時間帯であります。
ということは薄暗くなっているのにドライバーからはなかなか歩行者が見えにくく、車のライトを点けて良いのかどうかというギリギリの線だと思います。そうなると歩行者から見ればライトの点けていない車は非常に見えづらい。だから早く点灯して下さい。歩行者の方も薄暗くなって夏のままの状況で考えていると運転者からは歩行者は見えづらいということで、夜行反射材を身につけていただきたいということであります。そういうことでこの様な時期的なものであります。
そして、千歳市の街頭の音楽は今まで5時半にムーンリバーが鳴っていたのでありますけれども9月からは5時になりました。それは活動時間帯を早めてもらうという意味もあるのでしょうし交通事故から言うと、薄暗くなるのでその時間帯になったら「運転手さんライトを点けて下さいよ」と言っているのだろうと思います。
そういうことで、今年は昨日現在、全道で96人、前年度比マイナス34人ということで全国9位ではありますけれどもまだまだそれだけの死亡交通事故が発生しているのであります。千歳警察署管内ですと本日まで3人の尊い命がなくなっております。恵庭市2人、千歳市1人ということであります。今後、悲しい交通事故が起きない様に今日皆さんが街頭に出ていただいてセーフティコールをしていただけるということは非常に心強い。また、このセーフティコールだけでは無くご自宅に戻られ、また職場に戻られましても死亡事故というのは非常に悲しいものだと言うことを皆さんにお話ししていただき1人でもその様な犠牲が無いように、今後とも活動をしていっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
皆様のご健勝とご多幸を祈念いたしまして、私の挨拶にかえさせていただきます。本日は誠にありがとうございます。
※その後、啓発場所を道々早来千歳線のANAクラウンプラザホテル千歳~イオン千歳店前に移し、秋の全国交通安全運動重点目標を胸に刻みドライバーに安全運転を呼びかけました。
安全運転を呼びかける様子です。
~ストップ・ザ・交通事故 ~めざせ 安全で安心な北海道~
【7大セーフティキャンペーン】
○高齢者事故防止○飲酒運転根絶○シートベルト全席着用
○スピードダウン○自転車走行ルール・マナーアップ
○居眠り運転防止○デイ・ライト実践
◇最後に参加者全員の集合写真を撮りました。
(集合写真:稲川会員撮影)
◇「ストップ・ザ・交通事故 ~めざせ 安全で安心な北海道」皆さんにこの思いが届くように願い、笑顔で啓発活動を行いました。
(記録・写真:クラブ会報・公共イメージ・雑誌・IC委員会)