• 8月23日(木) 第1回「明日の職業奉仕を考える会」開催

     8月23日(木)18時半より、ANAクラウンプラザホテル2F会議室(石狩の間)において、職業奉仕委員会主催による「明日の職業奉仕を考える会」が佐藤パストガバナー、パスト会長はじめ、現会長、新入会員など19名が出席して開催されました。この会は新入会員向けにロータリ―の歴史や背景をやさしく紐解きながら理解を深めるべく、2ヶ月に一回(偶数月)開催する勉強会です。次回は10月11日(木)18;30から同上会議室にてロータリー情報委員会との合同開催で、「炉辺談話・・・職業奉仕とは?(仮)」の予定です。  

            進行:浅利美恵子 職業奉仕副委員長   

     会は浅利美恵子職業奉仕副委員長の司会進行により、福田武男職業奉仕委員長の挨拶に始まり、村田研一会長挨拶に続き福田委員長・佐藤秀雄パストガバナー・武石忠俊パスト会長の三氏から夫々30分程度「ポールの生い立ち」や「時代背景」などの卓話をいただき、非常に有意義な会の開催となりました。

    ◇卓話

         福田武男 職業奉仕委員長

      これから、年間5~6回の勉強会となります。種々の資料、色々な方々からの卓話を通じて、ロータリーに対して、何か一つでも興味をもったり理解を深めるきっかけとなれば良いと思っています。

         佐藤秀雄PDG

      ロータリーを理解するためには歴史を振り返り、「ポールの生い立ち」を知ることが重要です。同じことを何回も繰り返し理解していくことが、自分の意識を高め、ロータリアンンとして立派に成長していくものと思います。ただし歴史は歴史として理解し、ポールが言っているように「世界は常に変化している。ロータリーは、この世界と共に変化成長していかなければならない」そして「ロータリーの物語は幾度も書き換えられなければならない」ということも忘れてはならないことです。

         武石忠俊PP

     シカゴ時代の荒んだ社会情勢を背景に、なんとか地域の人たちの連携を深め、ただ仲間を集めるのではなくロータリーの将来展望を踏まえメンバー制限をしながらクラブ創りをして来ています。そのことが人間として生きる上で何年たっても失われない絆となっており、1905年に発足したクラブがいまだに存続している証です。宗教は理念の違う者たちを受け入れず敵視しますが、ロータリークラブは排他的な思想はありません。顕著な例とし会長を1年交代として様々な方針を受け入れる土壌を培っています。

     ロータリーを樹木に例えると~福田委員長

     1.土壌の深いところは

    即ちロータリーの根源に横たわっているものは、ポールが少年時代を過ごした厳しくも懐かしいウォーリングフォードでの古きよき時代の家庭を代表する素朴な美徳・・・・・・・・名誉・誠実・犠牲・献身・愛情・真実など

     2.根が張っている周囲の土壌は

    ロータリーができた第一の理由である-親睦                                                              そして会員を会員のロータリアンを結び付けている-寛容と思いやり

     3.樹木の根はクラブ奉仕活動

    大地にしっかり根を張って太い幹(職業奉仕活動)や枝(社会奉仕活動)を支えつつ、各々の根(クラブ奉仕活動)から活力(水や栄養分)を吸収し上部に送る

     4. 樹木の幹の部分は職業奉仕活動

    ロータリーの綱領(目的)の本文は職業奉仕そのもの                                                            この職業奉仕がロータリーの最大の特徴、金看板、ロータリーの哲学

     5.樹木の枝の部分は社会奉仕活動

    世の多くの奉仕団体は社会奉仕団体

     6.樹木の花実の部分は国際奉仕活動

    花・実は国際理解と世界平和