• 4月10日(日) 地区協議会、小樽で開催される

    ~佐藤秀雄PGら7名が出席~

     4月10日(日)、小樽・グランドパーク小樽において、次年度の会長・幹事はじめ、4部門委員長ら約500名が出席して2011~2012年度国際ロータリー第2510地区「地区協議会」が小樽及び小樽南両ロータリークラブがホストクラブとして開催された。

     当クラブからは、佐藤秀雄パストガバナーをはじめ、次年度の今村会長、酒井幹事、福田クラブ奉仕委員長、大澤職業奉仕委員長、五十嵐(宏)国際奉仕委員長、菅原新世代・ローターアクト委員長が出席した。

     地区協議会の冒頭、3月11日発生した未曽有の東日本大震災で失われた多くの犠牲者への黙祷から始まった。

     佐々木正丞ガバナーの挨拶では、未曽有の大震災を受けた日本においては、「大変な時期ではあるが、今こそロータリーの存在を示すとき、ピンチをチャンスに」と檄があり、その中で世界のロータリーは「若い会員の台頭が顕著」、「積極的な広報」、「eクラブの導入とIT」、「CLP導入に伴う単年度主義から継続性」などを挙げ、ロータリーは確実に変化していることを強調した。

     熊澤隆樹ガバナーエレクト(小樽)による講演では、東日本大震災を受けて地区に「大震災奉仕プロジェクト」を発足したことを発表、出席者から大きな拍手が起きた。次年度RI会長(カルヤン・バネルジ-氏(インド))テーマ「こころの中を見つめよう、博愛を広げるために」引用して、会員の減少傾向に歯止めがかからない中でロータリアンは「強いクラブ・的を絞った有意義な奉仕活動・好ましい公共のイメージ」といった長期計画の大きな柱を中心に、その中核となる価値観、「奉仕・親睦・多様性・高潔性・リーダーシップ」を組織の指標とした活動をすると強調した。

     続いて、塚原房樹地区研修リーダーにより「非常時下のロータリー活動」と題して講演があり、格調高い内容で語られ、改めて、ロータリー活動の重要性をすることができた。

     午後は、6分科会に分かれての2時間にわたるデスカッションが行われ、その後、分科会報告と佐々木正丞ガバナーより所感が述べられるとともに、東日本大震災被災地への第2510地区としての義援金が1,400万円であったことに感謝の言葉があった。

     続いて、熊澤隆樹ガバナーエレクトから「大震災後の重要な会議が有意義に終ることができたことに感謝する」と謝辞が述べられ、最後は、恒例の「手に手つないで」を大合唱してプログラムが終了した。

     当日は地方統一選挙の投票日であったが、ご出席いただきました皆さん、大変ご苦労様でした。次年度のクラブ運営によろしくご支援をお願いします。

    (記録:次年度幹事 酒井宏)