クラブ運営と活動方針

2017―2018年度 会長方針

「あなたの愛を 地域へ 
世界へ そして未来へ」

会長 瀧澤 順久


 1968年4月26日に創立総会を開いた千歳ロータリークラブは2018年4月に創立50周年を迎えます。会員諸兄のご推挙を頂き第50代会長に就任し、1年間のクラブ運営を進めると共に、創立から半世紀の節目を迎える会長として50周年記念事業を執り行うための各種特別委員会を機能させていかなければなりません。さらに、ガバナー補佐輩出クラブとしてガバナー補佐の支援も必要です。これらを円滑に進めるため、千歳ロータリークラブ挙げて一丸となって取り組まなければなりません。

 マザー・テレサは「神は乗り越えられない試練は与えない」と言ったそうです。会員一人ひとりにとっても大変な1年になろうかと思いますが、こうした時こそ、目の前の課題や試練に果敢に挑み克服していく過程で、自らも成長していくことが実感できるものです。また、多くの方々とのかかわりを広げる絶好の機会にもなります。先輩諸氏の豊富な知識と経験を生かし、入会間もない若い諸君の柔軟な発想と行動力に期待しております。

 そうした年度の私の方針は、ロータリーの友情や奉仕、平和への思いと言行を、ずばり「愛」の一文字にし、それを伝え、広げてつないでまいります。「あなたの愛」は会員の皆様の思いと言行であり、クラブ奉仕につながります、「地域へ」は職業奉仕、社会奉仕であると共に、近隣ロータリークラブや地域の奉仕団体、さらには私たちの活動に賛同あるいは理解を示してくれる多くの方々への呼び掛けでもあります。「世界へ」は国際奉仕であり、世界の平和の希求であります。「未来へ」は、青少年奉仕であり、次世代に愛を伝えることであります。思いと言行を、まずは目の前にある千歳の地域に広げ、それをさらに世界の平和へと大きく広げ、そして次の世代にもつなげる、まさに時空を超えていく意味ある活動だと高々と掲げてクラブ内外に宣言するものであります。

 50年の節目を、会員の皆様と共に知恵を絞り、汗や涙を流し、最後は共に笑い合える意義ある1年間にしていきましょう。「腹が減っては戦もできず」といいます。まずは例会の食事を、季節を味わい楽しんでもらえる内容にするつもりです。おいしい食事を楽しみに例会に出ていただき、各委員会の活動にも積極的に取り組んで、成果を上げていきましょう。そして1年後、おいしいお酒を酌み交わせるよう、一緒に歩んでまいりましょう。

◆ 重点目標
(1) 例会の食事を季節感のあるものにします。楽しみに出席しましょう。
(2) 創立50周年の各種記念事業に積極的に参加しましょう。
(3) 50周年を、より多くの会員で迎えましょう。
(4) 半世紀の歴史を重ねてきた当クラブへの理解を地域に広げる活動をしましょう。
(5) ガバナー補佐の活動を支援しましょう。
(6) ロータリー財団、米山記念奨学会、ポリオ・プラスに協力しましょう。
(7) 千歳ローターアクトクラブ支援の活動に参加しましょう

ロータリーの森林について

千歳ロータリークラブでは、環境保護の一環として、千歳市蘭越の国有林地から、分収造林地2.811haを1991年に北海道森林管理局より80 年契約でお借りし、「みどりの日」制定記念分収造林として、1992年5月に千歳ロータリークラブの会員・家族、千歳ローターアクトの会員ほか多数の参加を得て、赤エゾ松7300本を植栽しております。植栽当初の40cmの苗木から現在では10m以上の高さに成長し、すばらしい「ロータリーの森林」になっております。 毎年春と夏の2回、早朝例会で、千歳ロータリークラブの環境保全委員会の担当により、多くの会員が参加し、下草刈や雑木の小枝・つる切りなどを行い、将来の成長と活用を目指して大事に育てております。