6月5日(木) 「千歳ロータリーの森林」での例会の様子
作業内容の説明 環境保全委員会 藤川 俊一 委員長
おはようございます。思ったより暖かくて良かったです。今週始めに平間 和弘 副委員長に分収造林の点検と草刈りをして頂いております。今日の作業予定は二手に分かれて外周を歩いて成長した木々を見て頂き、真ん中の通路からここまで出て来て下さい。お弁当をお渡し致します。お帰りの際は安全運転をして頂くようお願いします。それではここで、長年に亘り分収造林の管理をして頂いております、分収造林組合長の丹治 秀一 組合長から一言お願い致します。
千歳ロータリー分収造林組合 丹治 秀一 組合長より
皆さんおはようございます。いつもこの様に環境保全委員会の平間 副委員長が手入れをして下さっているお蔭で、本当に明るい気持ちで例会をさせて頂く事が出来る事に心から感謝致します。それから、藤川環境保全委員長から一言と言われたので、何を話そうかと考えていましたが、この分収造林を手掛ける事が出来ましたのは、佐藤 秀雄 パストガバナーが千歳RCの会長職をされていました年度の秋に、恵庭営林署の山の姿をPRする展示会がありました。その時に佐藤 秀雄 パストガバナーにも出席して頂き、色々な写真等を沢山買って頂きまして、その時に営林署長さんが「非常に千歳RCの方々の山に対する情熱に惚れ込んだよ。」と言って下さり、この分収造林がスタートする事が出来ました。この場をお借りしてお伝え致します。
その時から、理事会に掛けて頂き、理事会でご承認を貰って苗木の手配とかをしていました。ここは栗山の松原産業という会社が伐採した場所ですが、ちょっと面積が足りなくて「もう少し広げて欲しい。」とお願いし、3ヘクタールの準備をして頂きました。1991~92年度の山田 睦雄 会長の時にアカエゾマツ7,800本を植樹して頂きました。また、営林署の造林担当係長ご指導して頂きながら植樹を行いました。当時、千歳RCの100名位の会員と、家族と地域の団体の方々が50名ほど応援をして頂きました。良かったのか悪かったのか植え方も様々でちょっと引っ張ったら抜けてしまうような事もありましたが、後日、うちの社員5人でやり直しをしましたところ、3日ほど掛かりました。それもいくらか社会奉仕だったのかな、と思いながら皆さんにお伝え致します。今まで色々な機会はありましたが、佐藤 パストガバナーの「分収造林発祥秘話」を話すのは、今日が初めてでした。有り難うございました。
環境保全委員会 平間 和弘 副委員長より
本日の分収造林早朝移動例会に当たり、皆さんに注意して頂きたい事があります。以前、枯れた木がありましたが、それは倒して処理しておきましたが、その後も枯れた木や枝が発生し、頭の上に落ちてくるかもしれませんので十分に注意をして下さい。私が草刈りに来ていた時も落ちてきました。木の下がぐちゃぐちゃになっているのは枯れて落ちてきた枝です。木の下を通る時にはご注意してください。
それからもう一つ、木の下の所を見て頂きたいのですが、皮が剥がれて白くなっているのは、鹿が角擦りをした痕です。鹿の角で擦られた木は枯れますが、これから多く起きると思います。鹿も自分で気に入った木で角擦りをします。今日もそういう木があるかどうか見て下さい。
環境委員会・丹治組合長からの説明の後、全体集合写真を撮影し(写真は後に掲載します。)、会員は右・左の二手に分かれ、「千歳ロータリーの森林」を視察しました。
※撮影者は左側のメンバーに同行しました。平間副委員長より先程説明のあった、鹿が角擦りを行った木が直ぐに見つかりました。この様な木は枯れるとの事です・・・。折角植樹した木がこういう事になり、枯れてしまうのは残念です。周りには鹿の姿はありませんでしたが、鹿の糞は足の踏み場が無いほど沢山落ちていました。
※左側ルートの会員の方々と森林の様子です。
※右側ルートの会員と合流出来ました。皆さん出発地点へ戻る所です。森林の終点の植林した木以外の木の中にも鹿の角擦りの木がありました・・・。
※出発地点では藤川委員長が戻ってきた会員にお弁当の配付をされていました。右の写真は配付されたお弁当です。
全体集合写真を掲載する前に・・・覚えている方もいらっしゃるかもしれませんので紹介します。昨年10月に開催されました、本分収造林での早朝移動例会時に、長澤パスト会長が見つけ、木の幹の所に置いておいた、何らかの小動物の頭の骨ですが、半年以上経った現在も、そのままの姿で存在していました。
※今後も詳細をお伝えします。
最後に参加者全員での集合写真を掲載します。
環境保全委員会の皆さま、当日の運営、また事前準備等をして頂き、お疲れ様でした。次回10月にまたこの「千歳ロータリーの森林」を訪れるのを楽しみにしています。