9月8日(木) ゲスト卓話
2510地区新世代委員長 柳 孝一 様(札幌幌南RC)
~新世代月間に寄せて~
手続要覧2010によると「新世代のための月間」は
年齢30歳までの若い人の育成を支援するすべてのロータリー活動に焦点を当てるために、9月は「新世代のための月間」に指定されている。ロータリー・クラブは、「各ロータリアンは青少年の模範」(Every Rotarian an Example to Youth)という標語を、「新世代の為の月間」中のクラブ会報や広報資料に使うよう奨励されている(ロータリー章典40.060.1.)。
と記されています。私自身が「青少年(新世代)の模範」になっているかどうか、甚だ疑問ではありますが、そうなるよう心がけ、新世代に接してまいります。新世代のためのRI常設プログラムはインターアクト、ローターアクト、青少年交換、ロータリー青少年指導者育成プログラム(RYLA)があります。
今年4月に行った地区協議会では数年ぶりに新世代部門の分科会が行われました。これは、2010年5月に行われた規定審議会で「第五奉仕部門、『新世代奉仕』を加える件」が承認され、標準ロータリークラブ定款が改正されたことによります。実際の改定内容ですが、四大奉仕部門が五大奉仕部門に変わり、「奉仕の第五部門である新世代奉仕は、指導力要請活動、社会奉仕プロジェクトおよび国際奉仕プロジェクトへの参加、世界平和と異文化の理解を深め育む交換プログラムを通じて、青少年ならびに若者によって、好ましい変化がもたらせることを意識するものである」という文言が追加されました。ロータリーは新世代奉仕をロータリークラブの活動の哲学的および実際的な基準に入れたということであります。
さて、今年の地区協議会で新世代の分科会を開催するにあたり、インターアクト・ローターアクト・青少年に関わっているクラブと、そうでないクラブとの間で、新世代に対する温度差がある前提で分科会に臨みましたが、事前に行ったアンケートで、各クラブがスポーツ大会、文芸・教育的プログラムなど運営・後援等を行っていて、十分に新世代奉仕活動がクラブに根付いていることを改めて知りました。
10月15、16日に行われる地区大会で新世代を対象にした平行プログラムが行われます。宿泊を入れたプログラムでRYLAを模したような内容を考えています。詳しくは地区大会実行委員会にお問い合わせ下さい。ロータリアンの参加、歓迎いたします。今年度は新世代に特段のご理解を示していただいています熊沢ガバナーの元、新世代奉仕活動が充実できるよう、微力ながら尽力します。
最後に本日、紹介したロータリーの友9月号RI会長メッセージを再度、熟読いただけると、新世代の必要性がさらに理解できることと存じます。