4月1日(木) ロータリー情報
ロータリー情報委員長 福田 武男
これからシカゴで開かれる規定審議会に佐藤パストガバナーが地区の代表委員として出席せざるを得なくなったと話されました。名誉なことであるとともに、大変なことだと思います。原因は、私が会長の2007-2008年度に大澤定款・細則委員長の方でまとめた人頭分担金の毎年の値上げに異議を唱える立法案の提案ということのようです。千歳RCが提案したのだからと、佐藤パストガバナーにお鉢が回ってきたようです。
人頭分担金を毎年値上げする理由として、国際ロータリー(RI)は経費がかかると言います。でも、ロータリーの会員数が頭打ちで、しかもIT活用で通信費が削減できそうな時代の中で人頭分担金だけが上げられるという状況は、大きな流れが違う方向に行っているのではないかと思うのです。
皆さんの会員名簿の12ページに、「ロータリーの憲法」ともいわれる「奉仕の実践にかかる決議」が載っています。RIは自らを本部と呼ぶようになりましたが、本来は連絡事務局的な、あるいは指導や助言の機能であって自ら事業を行う機関ではないと記されています。この機会に読んでいただきたい。この決議が、RIにとっては邪魔なのだと思います。一時は600件以上もあった立法案が、今年は217件しかありません。関心が薄れたのか、規制があったのか、3分の1になってしまいました。さびしい感じがします。
佐藤パストガバナーは、割り当てられた短時間での提案説明だそうで、大変とは思いますがぜひ主張していただき、お帰りになってからまた、聞かせていただきたいと思います。