2月10日(木) ロータリー情報「ロータリーを理解するために」
ロータリー情報・定款・細則委員 上井 昭一
私は1981年3月武石忠俊さんのスポンサーにより、入会させていただきました。この後の情報は、武石パスト会長、佐藤パストガバナーによる卓話となっておりますので、私からは3分間情報を簡略にスピーチさせていただきます。基本的にロータリーに関する情報提供とありますが、私は日ごろ感じている思いのままにお話しさせていただきます。
近年における政治や経済情勢が不透明な状況など、低迷する経済の反動が厳しく退会する会員が増えているのではと思われます。国際ロータリー第2510地区でも、上半期で50名の会員が退会しております。新入会員で3年以内に退会するメンバーが多いと聞きますが、それぞれの会員がロータリーの理念を忘れずに、奉仕部門、ロータリーの綱領、職業奉仕、ロータリアンの職業宣言、四つのテストなどのロータリーの理念を、入会3年未満の会員が学ぶために、3分間スピーチ、卓話など出番を多く作り、ロータリーの理念を伝えなければならないと思います。
ロータリーが毎週例会に強く出席を求めるのは、寄付団体ではないからです。寄付団体であれば、月に1回でも良いと思われます。必ず毎週1回の例会に出てこいというのは何のためなのか。ロータリーは最初に申し上げたように倫理運動であります。世のため人のために倫理を提唱していくためには、まずロータリアン自身の心を磨かなければ、倫理を高めなければ、世の中に倫理を提唱することが出来ないのであります。従って、例会に出席せよというのです。そして卓話を聞き、良質な人生の接触を通じていろいろな事を教わる。そのような体験を積むことによって、はじめてロータリーが身についていく。知識だけでなく、そこに智恵が生まれてくるのであります。