• 7月23日(木) ロータリー情報・定款細則委員会卓話

    パスト会長 川端 清 委員長

     

    川端清委員長卓話1

     

    本日の卓話は、ロータリー情報・定款細則委員会担当の卓話です。川端が受け持ちますが、昔から人前で話すことが不器用で、相手に理解して頂くのに苦労をしております。その上、時間的制限を受けた中での、雲を掴むような処からの出発で、考えが纏まらず、時間だけが過ぎました。結果、纏まりが無く聞きづらい点も多少あると思いますが、ご容赦願います。

     

    会員の中でも特に新会員の方々は、私を知らない方が殆どだと思っておりますので、自己紹介等をさせて頂きます。

     

    私は千歳村末広882-3番地の現在の花園で1940年10月に川端家の長男として生まれ育っております。その頃は農業が最盛期で現在の発展は想像もつきませんでした。私は終戦後の教育を受けております。若い頃は外の生活が楽しくて、自宅に寄り付かない日々が続きましたが、父から、いい加減に身の回りを整理しろと、説教をされ 1964年4月に航空自衛隊第2航空団千歳基地に電気関係の技術職で職員として採用になり、2001年3月定年退職しております。その年の7月に「有限会社川端」を設立、不動産管理を行っております。定年退職後の人生設計を立てる中で千歳市内には、周りに住んでいる人、同級生の人達が沢山居るのに殆ど交流をしていない自分に気づいておりました。この状況を改善しなくてはと思っております時に、故佐々木昭会員の誘いを受け、何も判らないうちに千歳RCへ2002年1月に入会して13年を過ぎましたが、私の記憶では、出席率は98%以上になると思っております。

     

    川端清委員長卓話2

     

    この間、諸先輩のご指導、親しく接していただく仲間も沢山出来ました。そして街に出ると職場時代の仲間や友人と色々なところで出会うとお互いが懐かしく、またその人達の現状を把握することが出来ます。孤立を一番心配していた私ですが、ロータリーに入会したことにより殆どクリアした事にお礼申し上げます。ロータリーで現在私が恩返しの出来ることを背伸びせずに淡々と行っているのが現状です。42代幹事、46代会長を経験させていただき現在に至っております。これからも自分が信じることを黙々と行いますので宜しくお願い申し上げます。

     

    さて耳にタコが出来るほど皆さんには情報が入っていると思いますが、国際ロータリー関連について少し触れておきます。

     

    1905年シカゴにおいてポール・ハリスと3人の仲間で作ったロータリーが、人々に認められ世界規模で発展し、現在の会員数は減少傾向ではありますが120万人と言われています。そして今年の国際ロータリーK.R.ラビンドラン会長は「世界へのプレゼントになろう」これが会長の年度におけるテーマです。

     

    ラビンドラン会長は「ロータリーにこれほど力を入れているのは、これまで本当に多くの人達に助けられたのにもかかわらず、その人達に対しては恩返しをする機会があまりなかったからです。その人達に報いるには、他の人達を助ける以外にありません」と、その考えを基に、ロータリー奉仕の精神を自らが経営するパッケージング会社でも実践しています。従業員が地元の学校で水・衛生プロジェクトを行う場合、会社がその資金に上乗せ(マッチング)するのもその取り組みの一つです。「私は自分の体験から、ロータリー活動を通じて、ビジネスと社会貢献・友情・奉仕を 両立させることが出来ると信じていますし、そうすることで人々の生活を改善できるだけで無く、私達自身がより良い人間になれると考えます」と綴っております。 my rotary参考資料

     

    川端清委員長卓話4

     

    「ロータリーのしくみ」 ロータリーは3本の柱で支えられています。

     

    ○ロータリークラブ

    世界各地のクラブは、それぞれ地元の地域社会に根ざして活動しています。クラブ会員(通称ロータリアン)は、交流やボランティア活動を通じて、視野を広げ、会員同士の友情や地域社会との絆を築いています。

     

    ○国際ロータリー

    クラブの草の根の活動に加え、ロータリーでは、プログラムやキャンペーンなどが世界中で行われています。国際ロータリーは、これらの取り組みをサポートするために、情報、方針、リソースなどをクラブに提供しています。

     

    ○ロータリー財団

    クラブによる奉仕プロジェクトは、会員やそのほかの支援者の皆様からの温かいご寄付によって支えられています。非営利団体であるロータリー財団は、この資金を管理し、補助金として有効に活用しています。このほかに日本独自で行っている事業があります。 my rotary参考資料

     

    ○「ロータリー米山記念奨学会」

    日本のロータリー創始者である米山梅吉氏に由来するものです。第2次世界大戦等で脱会などが有り大変苦労をしてそれでも無事現在に至っております。皆さんのご厚意と寄付によって現在米山奨学生数が年100名という、一大国際奨学事業となっています。

     

    「基本理念」として

    ロータリアン共通の目的や指針として、長い年月を経て形づくられたものです。互いの関係や行動の土台として、世界中のロータリアンがこれらの理念を大切にしております。

     

    「ロータリーの目的」として

    意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これらを育む事にある。次の各項を奨励することにある。

    第1、 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。

    第2、 職業上の高い論理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会として ロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。

    第3、 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業及び社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。

    第4、 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

     

    ○「四つのテスト」について

    ロータリアンが生活や仕事の場面で常に覚えておくべき4つの問い、それが「四つのテスト」です。

    政治や宗教に関係なく、すべての人びとの論理的指針となるこのテストは、100カ国語以上に翻訳されて、皆さんの心の支えになっています。

     

    ○「ロータリーとは」

    職業も文化も異なる120万人が結びついたロータリーだからこそ、世界中の地域社会を少しずつ変えることが出来るのです。

    生き生きとした街づくりに貢献したい、明日を担う子供や若者たちを支援したい、皆が平和に暮らせる世界を作りたい。

    そんな思いを胸に、私達は、それぞれの地域社会に根付いて活動をしている。様々な職業、国、文化、地域社会の人々が協力するロータリーでは、想像を超えた素晴らしいことが実現できます。

     

    ○「ロータリーはここが違う」

    ・多角的なアプローチ

    様々な職業や専門知識を持った人達が、アイデア等を寄せ合って活動をしている。

    ・各分野のリーダー

    あらゆる分野の第一線で活躍するリーダーが、それぞれの特技を活かして街作りや教育支援、社会問題に取り組んでいる。

    ・結果を見届ける責任感

    末永い変化をもたらす為に、情熱と責任感を持って活動している。

    ・ローカルな活動とグローバルな活動

    私達は地元地域での草の根活動の他、国境を越えた人道的活動にも力を入れています。

     

    ○「ロータリーを支える力」

     

    世界中の地域社会を少しずつ住み良くして行くロータリー。その裏には、粘り強く活動する会員一人一人の努力と忍耐があります。また、ロータリー財団を通じて、会員や支援者の皆さんからの寄付をしっかりと責任を持って管理され、地域社会の支援、教育、健康、平和推進、などの活動の補助金として活かされています。この様にロータリーでは、社会的・論理的責任を自覚した会員が、世界中の地域に変化をもたらすロータリーの使命を遂行しています。my rotary参考資料

     

    ここまでは規定審議会で審議が通った手続要覧が基本で行う内容です。また各ロータリークラブで使用している標準ロータリークラブ定款も含まれますので勝手に変更は出来ません。規定審議会が3年に一度行われ、次回は2016年に行われ、審議事項が改正になり、それに沿って標準ロータリークラブ定款に係わる改正事項は速やかに変更しなければ成りません。標準ロータリークラブ定款細則標準ロータリークラブ定款を補足する為のもの、定款から乖離(かいり)しなければ、そのクラブの使い勝手の良い方向に変更できることになっています。

     

    ここからは、皆さんの様々な職業や専門知識を持った人達が、アイデア等を寄せ合って行動を起こすことが出来ます。クラブの運営から対外的な事業まで、クラブ先輩のアイデアと努力が、そしてそれを支える人達のおかげでこの会の活動が現在のクラブを形成しています。いろいろな活動が、特に新人の会員さんはアイデアをお持ちであれば、先輩会員の皆さんの豊富な経験をお借りして、大きな仕事に挑戦をしてみることも良いと思います。もしその事業が軌道に乗り貢献度が上がり社会に認められたら、もっともっと入会者が増えることでしょう。また情報発信も大事になると思います。例えばロータリーの森、また他クラブで自然保護活動の一環でヒキガエルの保護活動のように、自然を共有する活動が有ります。機会が到来したときは私も参加させて下さい。期待しております。

     

    川端清委員長卓話3

     

    本日は卓話としての内容をピンポイントで定めて掘り下げるべきか非常に迷いましたが、この様な結果で発表させて頂きました。私も勉強をして頑張りますのでこの一年間よろしくお願い致します。またこの様な機会が年間通して数回はあると思います。雑ぱくではございますがこれからの会員の皆さんの活躍を護祈念申し上げます。