8月25日(木) ロータリー情報
クラブ奉仕委員長 福田 武男
前回の例会で審議し、ご賛同をいただいた立法案『クラブの会員身分の中に終身会員を新設する件』について、誤解や理解不足があってもいけないので補足説明をします。(立法案は前回第6回例会時に配布資料もしくは会報第7号を参照)
終身会員制度に関しては、多くの高齢会員から以前より継続して出ていた“声”です。高齢で現役を引退すれば収入は年金だけで激減し、子供の世話になり大きな負担となる。また、高齢でなくとも病気入院等で会合に出て来れなくなる会員もいます。過去には、15年以上も会費だけ払い続けた会員もおりました。この様に収入の面だけでなく、肉体的に劣ってくると若い時と同じような出席は出来なくなってきます。確かにロータリーの要件として①会費支払②出席③ロータリー誌購読が挙げられます。しかし、ロータリーは『奉仕の人を創る』のが目的であり、『お金を払う人を創る』のが目的ではないはずです。なかなか出てこれないのだから、出席面はある程度考慮し、会費はかからないようにするのが自然体ではないでしょうか。何十年もキャリアがありロータリーの教室へ通って勉強してきた方々ですので、RIの名簿にも地区の名簿にも名前を載せてあげるのが筋ではないでしょうか。この中間をいっているのがライオンズクラブで年会費7万円程度です。ただし、地区の会費は取っているようです。こちらRCはもっと進化させて無料ないし2万円程度としたい。皆さん長年ロータリアンとして活躍されてきた方々ですので、精神面では生涯ロータリアン、最期もロータリアンとして見送ってもらいたいし、また、皆さんも見送りたいと思っているはずです。
そういった事をまとめて今回の提唱としていきたいと思っています。いろいろな考え、思いもあるでしょうが、他のクラブから問い合わせがあった時とかで分らない事があれば、誤解を招かないためにも、私、福田クラブ奉仕委員長にお問い合わせのうえ回答していただきたいと思います。