1月17日(木) ロータリー情報
ロータリー情報・定款細則委員会 委員長 佐々木 金治郎
会員の皆さんは週1回の例会ついては、「ロータリアンの三大義務の一つ」として、出席されていますが、細則には「毎週木曜日、12時30分に開催」と定められ、クラブが行う週1回の例会の開催根拠です。ロータリーでは最も重要かつロータリアンの「人生修養の道場」と位置付されています。しかし、千歳ロータリークラブが「開催日を木曜日」、「開始時間を12時30分」にした理由については記録的に明らかになっていません。会員手帳の15ページを見ていただいても分かりますように第7グループ内クラブの例会開催曜日、時間を掲載していますので、メークアップに当たりご利用下さい。千歳ロータリークラブの例会場、曜日、開始時間については全世界に発信し、世界のロータリアンがメークアップを可能にしています。ANAクラウンプラザホテル千歳の正面玄関左側入口(風除室)に千歳ロータリークラブ例会場、開催曜日、時間が書かれた標板があります。
■曜日についてお話しますと、日本では木曜日開催が比較的多いですが、世界的には金曜日が多く、反面、キリスト教の国では金曜日は少ないと言います。ドイツは月曜日が多く、土曜日はゼロ、イタリアは水曜日が多いようです。また、日曜日を例会日とするクラブとして島根県の大社(たいしゃ)RCで開催していましたが、間もなく変更しており、日本では日曜日の例会開催はありません。日曜日は仕事がないから会員は集まりやすいように思いますが、業務の多様化、家族サービス、娯楽などで休みでも例会に出ることができず、また「休みにわざわざ出掛けるのが面倒だ」というのが本音のようです。 ■例会開始時間は、細則で決められていますが、終了時間は明記されていません。日本では「12時30分」が大部分のようで、例会そのものは1時間(60分)が通例ですが、アメリカでは12時15分が多く、中南米では21時30分、他の国は12時8分、12時13分というクラブがありますが、地域の特殊性と言えます。また、毎週開始時間を変更するクラブもあるようです。 ■例会場・・・世界には奇妙なクラブがあるものです。アメリカ・ヴァージニア州の1クラブでは、「方々で行う」としていますが、メークアップしようと尋ねても「幹事に聞け」というだけで会員も分からないというクラブがあるようです。 ■隔週開催のクラブ・・・週1回の例会を「隔週にしては・・」に、「月一でよいのでは・・」という意見を聞くことがありますが、創立当初のシカゴでは隔週開催でありました。1922年にRI定款・細則、クラブ定款が認定され、同年の6月6日以後に加盟したクラブは定款により「毎週1回例会」と縛りができました。 ■例会日を変更することはできるとされています。定款第6条(会合)第1節(例会)(C)「取り消し」について明文化されており、取りやめる理由として ⑴ 例会日が一般に認められた祝日を含む法定休日に当たる場合 ⑵ 本クラブ会員が死亡した場合⑶ 地域社会での武力紛争で会員の生命が脅かされる場合 ⑷ クラブ理事会の裁量によって、理由は問わず1ロータリー年度に4回までは例会を取りやめることができる。ただし連続3回まではよいが、4回以上連続して例会を開かないようなことがあってはならい。となっています。
例会場以外での移動例会、例会時間の変更等については、地区に報告してロータリアンのメークアップし易いように周知しています。