4月21日(木) ロータリー情報
ロータリー情報委員会 上井 昭一
先ず、この度の東北地方太平洋沖地震が平成23年3月11日午後2時46分頃、東北地方を中心に太平洋沿岸地域においてマグニチュード9.0という史上最大の地震が発生し、現在も救助活動や捜索活動は続けらておりますが未だ多くの犠牲者が日々増え続けています。被災された方々も財産など多くを失い、この深い悲しみや辛い苦しみには計り知れないものがある事と、改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
本日のロータリー情報タイトルは親睦活動となっております。本日は夜間例会となっていますので皆様と共に一献交わしながら親睦を深め、楽しく過ごせたら良いかなーと思っております。一般論として親睦の原点は先ず出席からではないかと考えております。ロータリーの理念については別紙に原稿を提出いたします。次週の会報に目を通して頂ければ幸いに思います。
親睦活動に関して、「友」より言いたい聞きたいロータリーの理念を学びたく紹介してみたいと思います。ロータリーに「入りて学び」とは例会に出席して親睦、そして友情と思いやりに支えられたクラブ奉仕を学ぶ事です。ロータリーは色々な奉仕活動の機会を与えてくれるところですが決して奉仕そのものを目的とする団体ではなく奉仕の実践から学んだ事を会員の職業を通じて地域社会に奉仕するという原理があります。全ての実践は職業奉仕に帰する訳で職業奉仕こそロータリーの金看板と教えられています。超我の奉仕というロータリーの第一標語は平たく言えば「奉仕第一、自己第二」と理解されます。これを身に付ける為に各業種から選ばれた会員が例会に出席し奉仕の心を学び自己を研鑚して職業に役立て実践する事がロータリーの「からくり」で、この理解が最も大切な事と思います。
「最もよく奉仕するもの、最も多く報いられる」、というロータリーの第二標語があります。しかし奉仕活動に王道はありません。相手によっては同じサービスでも喜ばれたり不快にさせたりする事があるからです。色々な奉仕活動に参加して失敗を重ね多くの事を学ぶことが大切で失敗を恐れる必要はありません。奉仕活動を通じて自分の引き出しを増やし、より良い活動を目指すしかないのです。一方、奉仕活動が上手くいったときには活動に参加した者だけが味わえる達成感があるものです。これこそ奉仕活動の醍醐味ともいえます。以上、情報といたします。