• 2月23日(木) 会員卓話

    〇会員増強活動について

    会員増強委員長 佐々木昭

    会員増強活動の進捗状況をご説明します。5つのグループに分けて新会員獲得のため、幾度となく打ち合わせをしたり会合を設けたりして精力的に活動をしていただきありがとうございました。その努力の成果として現在3名の新入会員を獲得し、さらに新年度の7月に2名の方の入会を予定しております。まだ各グループ全体で10名弱の見込み会員をお持ちです。次年度まで4ヵ月ありますので更なる増強に向けてご尽力とご協力をお願いいたします。

    当初、この増強活動においてクラブ会長の“会長賞”なるものを想定しておりましたが、成果の違いはあるものの、いずれのグループも鋭意努力をしており優劣をつけることは困難であるとの思いもあります。しかし何らかの労いは必要であり、成果を上げたグループにはお酒やワインの贈呈等も考えております。

    会員増強は大切なことであり、村田会長エレクトの考え方を踏まえた上で、次年度も今年度同様に会員増強は最重点項目とし精力的に増強活動を行いたいと思います。皆様方の更なるご協力をよろしくお願いいたします。

    〇ロータリー設立記念日(1905年2月23日)

    パストガバナー 佐藤 秀雄

    本日は「国際ロータリー設立記念日」と「未来の夢計画」についてお話をさせていただきます。

    ロータリー経験年数の長い会員は十分ご承知のことですが新会員の方々もおりますで改めて少しふれておきます。107年前の1905年2月23日、米国イリノイ州シカゴにおいて青年弁護士ポール・ハリスが石炭商・鉱山技師・洋服屋の3人と鉱山技師ローアの事務所で最初の会合を4人で開いたのが始まりです。その後、各会員の事務所をぐるっと回りながら会合を持つことから“ロータリー”といわれるようになったそうです。

    中心人物の青年弁護士ポール・ハリスはなぜ国際ロータリー・ボランティアを始めたかにふれます。法科大学を卒業後、5年間の放浪の旅に出て色々な場所で種々の仕事・・・新聞記者、農園の労働者、大理石の販売等々、に就き沢山の経験を積んでシカゴに戻りました。そして法律事務所を開業し、最初は苦難の道のりでしたが、ある程度の軌道に乗った頃、日曜日の教会礼拝後の無性な寂しさに襲われ「本当に親しい友人を創りたい」との想いで3人の仲間と語らって派生したものです。そして、ポール・ハリスが他の3人と初めて会合を開いた2月を、特別月間として「世界理解月間」として制定されています。

    皆様方も国際大会がアメリカで開催される時などはロータリー本部を訪問し学ばれることと、ポール・ハリスの生涯等の本が多数出ておりますので眼を通していただきたいと思います。

    次に「未来の夢計画」について・・・

    「未来の夢計画」はクラブと地区が実施する人道的・教育的プロジェクトを支援するためのロータリー財団の新しい事務手続きを簡素化した補助金モデルです。

    活動において更なる大きな成果をもたらし、公共による認識を高め、補助金のプロセスを簡素化する必要性が高まって来たことを受けて、ロータリー財団管理委員会は、新しい補助金は「ロータリーの戦略的計画」として掲げる5つの中核的価値観に沿った活動を実施することで、地元や海外での人々に奉仕をし、より良い世界を実現することを目指していますが、ロータリー財団の事務の簡素化を図ったものです。

    既に「未来の夢計画」は試験段階に入っており、日本では6地区で3年間、パイロット地区として試験運用しており、問題点について修正を図り、3年後の2013年7月の川端年度には新しい補助金モデルが全面導入されることになります。

    「未来の夢計画」では、地区の3年前の基金と恒久的基金の収益の50%がDDF(地区財団活動資金)に、50%がWF(国際財団活動資金)となり、クラブと地区は、新地区補助金とグローバル補助金の2種類となります。

    千歳RCとしては、過去に南アフリカのRCを通じて消防自動車(1992年3月・山田年度)を寄贈し、最近では千歳道の駅に不老長寿の木「ハスカップの樹」を植樹(2006年4月中山年度)の際、地区財団資金を運用しています。

    プログラムの簡素化のために「平和と紛争予防・紛争解決」「疾病予防と治療」「水と衛生設備」「母子の健康」「基本的教育の識字率向上」「経済と地域社会の発展に」に集約されています。ロータリアンが、世界の貧しい人たちの健康改善、教育支援を高め、貧困を救済することを通じて世界理解と親善、平和を達成できるものです。

    申請書を提出する計画年度と補助金支給されるのが2年サイクルとなっていますが地元、海外、ロータリークラブのない国での事業が可能となっていますので柔軟性があるますので、千歳クラブとしても知恵を絞って実行に移していただきたいものです。