3月29日(木) 会員卓話
「中国の現状について」
クラブ会報・広報・雑誌・IC委員会副委員長 田中敬二 (札幌信用金庫 千歳支店長)
日本国内の報道だけを見ていると、「中国は今にも破綻しかねない」印象にとらわれていましたが、「中国いまだ健在」「中国パワー畏るべし」「しぶとい成長」を続けるものと思います。現地感覚からすると日本に伝えられるマスコミ報道はアメリカに都合のいいように伝えられている感すらあります。というのも、都市では人口が多く「人と車」が溢れかえり、しかし古い町では「インフラが未整備」で発展の余地が残っています。特に、道路、下水、住環境等は未整備で今後も資金投下が続くものと思われます。
今後も中国の発展は日本にとって目を離せないものに変わりはなく重要性を増すもので、良きにも悪しきにも中国抜きには考えられない状況が続くでしょう。狙い目は衛生機器、特にウォシュレットは高級ホテルでも未整備です。
そのほかに、印象に残った点は「中国建築物の足場は“竹”」「広州の家庭では料理を作らない(外食主体)」「車優先社会(轢かれても自己責任)」という事でした。そして想像していたより衛生状態が良かったことが挙げられます。
最後に、中国に進出を考えている方がいらっしゃれば、橋渡し役となりますのでお申し出ください。ありがとうございました。