• 1月17日(木) 会長挨拶

    会長 村田 研一

     我々の年度もいよいよ下半期に入りました。残り半年間をよろしくお願い致します。さて、今月のロータリー月間は「ロータリー理解推進月間」となっております。「ロータリーとは何か」また「ロータリアンとは何か」がいつも問われますが、これは簡単に答えられる問題ではありません。ロータリーに関する本を読んでみますと、他人の立場に立って色々と考えることが出来るようになり「寛容の精神」で「人間性を高める生き方である」と書いてありました。

     さて、ロータリーの精神とは一言で言えば「倫理」であると書いてあります。辞書には「倫理」とは「人間の行う正しい道」とあります。ロータリークラブは職業人の集まりですから職業倫理を探求することになります。だからロータリークラブに入会した人は「倫理」を求め「職業奉仕」を実現する精神を身につけなければならないのです。では、職業奉仕を実現する精神はどこで身につけたらいいのでしょうか?それはロータリークラブの例会です。理念には「ロータリーの綱領」「ロータリー標語」「四つのテスト」「ロータリーの倫理訓」などがあります。例会に出席することによって仲間作りができ、奉仕の心を学ぶことができます。

     また、ロータリーは無数の歯車から成り立っています。その中で特に重要な2枚の歯車が有り、ロータリーはこの2つを失うと「ロータリーという名前は残っていても、もはや異質の団体となる」と書かれています。それは「職業分類制度」と「例会出席」です。ロータリーに出席して各会員から自分の業界に無い知恵を学びます。つまりロータリーの例会は会員同士が切磋琢磨して「ロータリーの理念」と「異業種の知恵」を例会の親睦を通じて学ぶ教育(勉強)の場なのです。皆さんと共にロータリーを更に勉強していきたいと思います。

     尚、本日18時30分から当ANAクラウンプラザホテル千歳において職業奉仕委員会主催の第3回勉強会が開催されますので一人でも多くのご参加をお願い申し上げまして挨拶とさせていただきます。