• 1月31日(木) 会長挨拶

    会長 村田 研一

      皆さん、こんにちは。本日は、新入会員の前田浩志さんがご出席されておりますので、後ほど、入会式を行いますのでよろしくお願いします。

     さて、1月27日を含む1週間は、ロータリーの創始者ポール・ハリスの追悼記念週間です。ポール・ハリスは「ロータリーは時代の変化とともに変化して行かなければならない」という言葉を残しております。ロータリーのあり方を改めて考えるよいキッカケとなるものと思っています。

     本日は、「ロータリーの社会奉仕」についてお話をします。ロータリーにおける社会奉仕は、「コミュニティサービス」です。つまり、「良き市民たれ」 また、「親身になる」という言葉です。「親身になる」とは、相手の身になるということで友情に溢れた関係を作ることです。自分の住んでいる地域や、商売においても親身になれということを高く掲げて、そのような人を育て、そして「親身になることの喜びを味わえる」、「人々の『和』を広げていく」ことであると書かれています。社会奉仕は、ロータリアン一人ひとりが「超我の奉仕」を実証する機会でもあります。

     また、ロータリークラブの社会奉仕は、ライオンズクラブとどう違うのでしょうか?まず言えることは、ロータリークラブの社会奉仕活動資金はなく、唯一、「ニコニコBOX」が頼りです。皆さんの年会費は、クラブの運営費で奉仕のための資金としては含んでいません。当クラブも過去には予算の中に「ニコニコBOX」を経費として入れて総合運営をしておりましたが、5年前から社会奉仕事業のローターアクトクラブ活動と分収造林事業等の費用に充てております。その点、ライオンズクラブは、例会のたびに寄付金を集めて、公園に時計塔を寄付するなど団体で金銭奉仕をしています。しかし、ロータリークラブの社会奉仕は、クラブ全体で行いますが、大事なことはライオンズクラブのような金銭による団体奉仕ではなく、ロータリー綱領には「ロータリアン一人ひとりの個人生活、事業生活、社会生活に奉仕の理想を適用することを奨励、育成する」とあり、ロータリアン一人ひとりの個人奉仕なのです。

     以上のことを再認識した上で、さらなる「ロータリアンの社会奉仕」に努めていこうと考えております。皆様のご協力をお願い致します。