4月28日(木) 会長挨拶
沼田 常好 会長
本日は、例会場のANA クラウンプラザホテル千歳で行なっております。やはり落ち着きますね。
「平成28年熊本地震」は、49名の死者を出し、多くの家屋、重要文化財などが倒壊し、大きな被害が出ました。東日本大震災から5年が経ちますが、地震多発国の日本に住む私たちは、これから災害を身近なものとして対策を考えていくべきと思います。
2011年3月11日に東日本大震災で大きな被害を受けた、当時、常磐炭鉱で有名な炭鉱城下町で常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)で再生された、常磐興産の相談役 斎藤一彦さんが、“「計画」は悲観的に、「実行」は楽観的に対応する。”という名言を残しています。
災害後も「何としても社員の雇用は守る」として給与を2割カットしたが、社員の首は切らず、手弁当で全国にフラガールのキャンペーンを行い、社員をリゾートホテルに派遣してサービス部門の勉強に専念させるなど、社員全員が奮闘・努力をして多くの地元や全国の人たちの支援により、営業再開にこぎつけました。
斉藤氏は「人が一番大事だと痛感しています。人は頑張れるんです。そして危機管理は「計画」は最悪状況を想定し、悲観的に、一方で「実行」は楽観的に対応したほうがいい。など、災害で自分自身が勉強させられたところです。」と語っています。この言葉を忘れず、災害に対する備えを知るべきと考えます。
本日の例会よろしくお願いします。