3月16日(木) 会長挨拶
大西 信也 会長
皆さんこんばんは。今夜は「駒そば亭」での夜間移動例会です。
歴代の会長さんは、蕎麦の効用についてお話していますので、私は「蕎麦の食べ方」をお話したいと思います。やはり、海苔が載っている「ざる蕎麦」を注文しましょう。
①まず一口目は、蕎麦つゆを付けずに「そのまま」食べて風味を感じましょう。
②蕎麦つゆを少し飲み、濃さを確認しましょう。
③お箸で蕎麦をつまむ時は一口で食べられる量にしましょう。
④蕎麦をつゆに付け過ぎないようにしましょう。蕎麦をつける量は、持ち上げた側の下半分くらいです。またつゆの濃さでつける量を変えましょう。
⑤刻みネギやワサビなどの薬味は、蕎麦つゆに付けずにその都度適量を蕎麦に乗せて食べた方が風味を楽しめます。
⑥蕎麦湯は必ず飲みましょう。蕎麦湯には余分な塩分を排出してくれるカリウムが蕎麦から溶け出しています。
番外編ですが、天ぷらの薬味も具にのせて食べましょう。大根おろしなどの天ぷらの薬味も、天つゆに入れず具材にのせて食べた方が、風味が引き立ちます。お店によっては蕎麦つゆと天つゆが同じ器のときがあります。そのような時も薬味をつゆに入れなければ、それぞれの味を楽しむことができます。
また、かけ蕎麦の食べ方ですが、蕎麦の香りをしっかり感じることはできませんので、蕎麦つゆの調和を楽しみます。つゆの味が濃いかけ蕎麦は、蕎麦だけ食べましょう。つゆの味が薄めのかけ蕎麦は、つゆを飲みながら食べると丁度良い味わいとなります。かけ蕎麦でも蕎麦湯を飲んだ方が良いので、お店の方に言って出してもらいましょう。
長々とお話しましたが、ちょっとは参考にしていただければ幸いです。今夜はおいしいお蕎麦を食べながら、おいしいキリンビールを飲みましょう。