1月6日(木) 会長挨拶
会長 佐々木 金治郎
明けましておめでとうございます。ご家族の皆様ともども、輝かしい新年を迎えたことを心よりお喜び申し上げます。また、本日は千歳ロータリークラブ新年交礼会に際しまして、千歳市長山口幸太郎様、千歳商工会議所会頭・千歳観光連盟会長瀧澤順久様をはじめ、日頃から大変お世話になっております各クラブの代表の皆様にご出席を賜りまして、誠にありがとうございます。ともに新年を祝う会を開催できますことを、大変うれしく思っております。
さて、昨年2010年を振り返ってみますと、まず宮崎県の口蹄疫の拡大、メキシコ湾の原油流出事故、尖閣諸島問題、そして韓国の島への北朝鮮による攻撃など、様々な世を揺るがす事件・事故が発生しました。我が千歳市においても、自衛隊の体制維持が大きな懸案事項でありましたが、山口市長の懸命なるご努力の結果、最小限に留めることができたことは、我々市民にとっても大きな喜びでもあります。山口市長に対しまして、一市民としてこの場をお借りしまして感謝申し上げたいと思っています。
しかし、暗いニュースばかりではなく、はやぶさの帰還、またノーベル賞を日本人二人が受賞するなど、明るいニュースも多くありました。我がクラブにおいても、次年度幹事の酒井会員が、長年の功績に対し、瑞宝双光章を受章され、また、瀧澤会員が11月に第9代千歳商工会議所会頭にご就任されました。そして、私たちクラブといたしましては、社会奉仕活動の1つとして、ピンクリボン運動に賛同し、チャリティーゴルフコンペを開催、本日ご列席の各クラブの皆様方のご協力により、成功裏に開催することができたことを心から感謝を申し上げます。
そして2011年が明けましたが、世の中を取り巻く環境は、大変厳しい状況が続いています。我々千歳ロータリークラブは本年で44年目を迎えようとしておりますが、順風満帆で44年の長い歴史を刻んできた訳ではありません。数々の試練をその度ごとに会員一丸となって乗り越えてきた先輩諸兄の思いが年輪として刻み込まれていると思います。本年、佐々木年度も半年がたち、折り返し地点が過ぎ、帰港地へ向け残すところ6カ月の航海となります。穏やかな航海を期待しておりますが、荒波に遭遇する場面も多々あると思います。私は本年度のテーマとして「心ひとつに」とさせていただきました。このような時代こそ、会員が心ひとつとなり、会員相互の親睦を深め、次の今村年度の基礎になる航海としていきたいと思います。
最後に、本日お越しのご来賓の皆さま、そして会員の皆様の1年のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶に代えさせていただきます。