5月31日(木) 会長挨拶
会長 今村 靜男
今村年度も残すところ1ヶ月となりました。私的なことではありますが、東京に住む実兄が脳出血で倒れ、先日、札幌の中村脳外科に転院しましたので、見舞いに行って来ました。手術が難しい箇所の出血ですが意識もはっきりしており、私が東京に行ったことも知っているという返事に安堵したところでした。私も“人の死”に携わっている仕事柄、人の一生はそれぞれに持ち時間があって、その持ち時間の中で何をすべきかをつくづく思ったところです。人それぞれの持ち時間とは申せ、今年度は3名の現役会員を見送ることを考えると、その思いは複雑であります。
私より2歳年上の先輩が大動脈瘤破裂して救急車で病院に運ばれました。意識が戻ってからの医師の説明では“普通ならあなたは最悪な結果でした。稀なケースです”と言われと聞き、人間にはそれぞれに持ち時間があると思ったところです。それを考えますと、会員皆さんもご自分の持ち時間を健康で長く使っていただきたいものです。それはロータリーのためとは申しませんが、ご家族や世の中のため、そして自分のために使っていただきたいものです。
本年度の地区大会に提案しました「終身会員」の制定案につきまして、「決議第12号」で決議・承認されました。RI規定審議会に送られ、定款細則委員会において協議の結果「欠陥ある案件」と判断されたとの通知を受け、当クラブとして佐藤秀雄PG、福田武男PCのご意見をいただきながら、関連する細則の改正案を策定するためには“時間的猶予がない”との理由で残念ではありますが「撤回」することとなりました。詳細については、佐藤秀雄PGより地区の動向を含めてお話をいただきますが、「終身会員」の件については、引き続き協議して参りたいと考えています。この度提案しました「終身会員」については、多くの会員に喜ばれることであり、会員の身分として定款細則に明文化されるよう努力したいと思っています。会員皆さんのご協力をお願いします。