11月20日(木) 例会の様子
シアターから例会場の中華レストラン「翠華」へ移動しました。
※本日の例会場「翠華(スイカ)」です。
例会場へ入ると、沢山の中華料理が私たちを迎えてくれました。
※ブッフェスタイルの豪華な食事です。
進行:SAA・プログラム委員会 今野 良紀 副委員長
千歳アウトレットモール・レラ 総支配人 ご挨拶 粟津 義幸 様(千歳RC会員)
皆さん、お疲れ様です。いつもお世話になっています。日中の例会になかなか参加する事が叶わず、大変申し訳なく思っております。夜間例会だけはしっかり出席出来るように頑張っておりますので今後ともよろしくお願いしたいと思います。このお店は「翠華」といいまして、オーナーは中国の方で本店が美唄にあり、岩見沢でも営業しています。商売が儲かっているのか最近焼肉店も始めまして、その店も繁盛しているとの事ですので、その焼肉店もうちでやって頂けないかと思っています。
それではここで、現在のレラのトピックスをお話ししたいと思います。本日は当社の広報・営業活動を国内・海外を問わずやって頂いております、鈴木副支配人から、レラの海外営業に関して簡単にお話をさせて頂きたいと思います。
千歳アウトレットモール・レラ 副支配人 鈴木 靖彦 様
副支配人の鈴木と申します。只今、皆さまに資料をお渡しさせて頂きました。レラには外国人客が多いという事を取り上げて頂いた記事と、来年4月に10年目を迎えるレラが、今まで海外のお客様向けに行ってきた戦略をまとめたものです。お時間がある時にでも目を通して頂けたらと思います。
※レラについての新聞紹介記事です。クリックしてご覧下さい。
2005年4月にレラがオープン致しまして現在9年目です。来年の4月で10周年を迎える事になりました。これもひとえに皆さま方の支えがあったからだと考えております。厚くお礼申し上げます。アウトレットは350万商圏に一つと言われておりますが、一番のお客様は地元のお客様です。千歳や札幌をはじめ周辺市町のお客様が居てアウトレットモールが成り立ちますが、昨今はプラスアルファを探してこなければいけません。そういった中で海外のお客様がターゲットになりました。9年前に海外のお客さんを取り込むべく、台湾に営業に行きたいとオーナーにお話ししまして、営業活動が始まる事になりました。その成果もあって、その翌年の冬から沢山の台湾のお客様に来て頂きました。それを見たオーナーから、「もうお前は日本に居なくて良い。台湾で営業していろ。」と言われた位、オーナーの心境が変化しました。今では、「レラは海外のお客様が多い所だね。」と言われる所まで来ました。しかし、営業活動によって実際に来て頂いたお客様が、全て満足して帰られたのかというと、決してそうではなかったのです。そんな状況を解消する為にレラでは色々な事を行いました。
※当日配布された資料を掲載します。この資料にお客様へのサービス向上の為、レラがどういったサービスを行ってきたのか年を追って書かれています。是非クリックしてご覧下さい。
業界初・日本初というのがレラは非常に多いです。ここで3つある日本初をご紹介します。まずは、①雪が積もり、吹雪になるショッピングモール:これはどちらかといえばマイナスイメージですが、海外のお客様はそれを目当てに来られます。②wifiを全てフリーに:これも商業施設では初めての試みでした。③礼拝室の設置:2年前にイスラム教の方々が来た時に礼拝出来る場所を造りました。設置当初の反響は非常に高かったです。メディアからも、こういった海外事情が分からなかったらレラに聞こう、と言って頂けるきっかけにもなりました。
最後に10年目を迎えるレラが今後の10年に向けてどうしていくかというお話をさせて頂きます。自分の中では3つ考えています。①免税(消費税免税:tax free):東京オリンピックを機に規制が変わっています。現在レラでは20店舗免税店がありますが、それぞれの店舗での申請となりますので、その店舗数をどうやって増やしていくか。関税の免税店(duty free)が東京銀座にオープンするという計画があり、近い未来に北海道にも来る事になると思います。免税をプラスと捉えるかマイナスと捉えるかは人それぞれですが、レラではプラスと捉え、取り組んでいきます。②個人で旅行するお客様の獲得:シンガポール・台湾などが期間限定でチャーター便を飛ばし、その半分位が個人旅行客です。③他業種とタッグを組んでの営業活動:レラの他に、地元の千歳市また北海道には何があるのかを海外観光客に伝える為、チームとして一緒にPR活動が出来るパートナーが必要であり、重要です。
観光業の方が観光客を呼んでくる。今まではそういう形だったのかもしれませんが、今後は観光業以外の方々も確実に訪問されます。製造業や農業など、様々な部分で海外のお客様がご利用になり、そこにお金を費やします。地域全体で活性化していく事が大事です。今日お集まりの皆さまのお力をお借りしながら、千歳の隆盛の為に努力してまいりますのでよろしくお願いします。
※その後の会員の食事の模様です。
※粟津総支配人、有り難うございました!