6月2日(木) 例会の様子
「ロータリーの森林」での作業の前に、千歳分収造林組合の丹治 秀一 組合長よりひと言いただきました。
◇パスト会長 丹治 秀一 組合長より
この分収造林ですが、最初は皆さんにご苦労をお掛けすると思っておりましたが、24年経って皆さんが世話したこの木の成長を見て、千歳RCがこの事業を行って本当に良かったと思っております。この場所は国際ロータリー分収造林地として千歳RCの財産になっております。この事を80周年の伐木まで語り継いでいただきたいと思います。
この分収造林の地が見事な環境になっていますのも、川端パスト会長、平間会員が毎年心を込めて整備しているお蔭である事を皆さんにお伝えいたします。80周年の伐木に向かって、この木に負けないように千歳RCも成長していただければと思います。
続いて、環境保全委員会の稲川 和伸 委員長よりご挨拶、平間 和弘 副委員長より作業説明がありました。
◇環境保全委員会より作業説明
環境保全委員会 稲川 和伸 委員長
本日の作業につきましては後ほど平間副委員長からお話しさせていただきます。先ほど森の中を見てきました。昨年の秋にエゾ鹿がクマに襲われた残骸がありましたが、それが骨になっておりました。ここはやはり熊の生息地であり、その自然の中でこの場所をお借りしているのだなと感じております。改めてこの大自然と、この分収造林を造成していただいた丹治組合長をはじめ平間副委員長、また諸先輩方に感謝いたします。
熊の対処法につきましては、本日、熊の撃退スプレーを高橋 憲司会員が持っていますのでご安心ください。熊が出た時は大きな声で呼んでくだされば高橋会員が撃退に向かいます(笑)。足元が悪いので注意して作業をお願いいたします。
※緊張感のある表情で熊除けスプレーを手にする高橋 憲司 会員です。
平間 和弘 副委員長より
本日の作業ですが基本的には見学のみといたします。分収造林全体を知っていただくために、左右に分かれて進んでいただき、森林を見ていただいて、中央から戻って来てください。帰りにはお弁当をお渡しいたします。
その後、集合写真を撮影し、(この報告ページの最後に掲載します。)会員それぞれの目で「ロータリーの森林」の成長を見ていただきました。その様子を紹介します。
※今年は平間副委員長の先導の下、左側通路のルートを進みました。足元にはとにかく沢山のシカの糞が落ちていました・・・
※熊除けスプレーを持った高橋会員も左ルートです。安心ですね。(笑)右の写真で平間副委員長が何かを指差していますが・・・
※皆さん、覚えていらっしゃるでしょうか、昨年10月の分収造林での例会の時に、熊に襲われたと見られるシカの亡骸を見つけた事を・・・(その時の記事はこちらです。https://www.chitose-rc.jp/date/2015/10/?cat=9)その時の面影はまるでなく、完全に白骨化していました・・・。どうか守り神としてこの森林を見守って下さい。合掌
※その守り神の側で川端 清 パスト会長が草刈りをしていました。声を掛けると満面の笑みでポーズを取って下さいました。(笑)
※例会終了時に配布された、本日のお弁当です。
その後、参加メンバーは一通り森林の中を視察し終え、社会奉仕委員会、環境保全委員会よりお弁当を受け取って、順次、解散しました。熊も現れず、ホッとしました。
※最後に森林に入る前に撮影した全体集合写真です。(大澤 雅松 会員提供)
環境保全委員会の皆さん、準備等お疲れ様でした。委員会構成は変わりますが、また10月にここで開催される例会を楽しみにしています。