1月23日(木) 健康委員会より
健康委員会 中村 堅次 委員長
こんにちは。一言ご挨拶申し上げます。蕎麦は健康に良いのは皆さんご存知の通りですが、何が良いのかと申しますと、食物繊維を多く含んでいるという事です。戦前戦後は沢山取っていた訳ですが、最近は不足しているようです。蕎麦には食物繊維が白米の2.5倍含まれていて、コレステロールの増加を抑制し、脳梗塞や心筋梗塞を防止するようです。大変健康に良い食べ物ですので皆さん大いに食べて長生きして頂きたいと思います。詳しい事は長澤先生にお任せ致します。
健康委員会 長澤 邦雄 委員
こんにちは。先程会長から過分なる紹介を頂きました。実はこの駒そば亭を建設したのは中山パスト会長がおられる中山建設㈱でして、駒そば亭が出来た時にサポーターの会を作ろうという話になり、蕎麦会を作り、私が会長になりました。8年間会合を開き、1回につき2日間に渡って行ってまして、既に24回が終りましたから、かれこれ50~60回は行っていると思います。RCのメンバーの中にも会員になっている方がいらっしゃいます。会費は無料ですので、是非蕎麦を好きな方、会話の好きな方は私に言って下さい。いつでも入会OKですのでよろしくお願い致します。
本日、駒里農業協同組合の武石会長がタイのチェンマイの方に視察に行かれ、欠席ですので代役です。これまでの本例会では、※1第一回目に「北海道のそば百店」という本を書いた先生にお話しをして頂き、第二回に蕎麦について講釈をしましたので、今日はどうしようかと思いましたが、純粋にお蕎麦を食べて健康になって貰いましょう、という会にしました。
先程、蕎麦についての栄養のお話がありましたが、蕎麦にはルチンが入っていて動脈硬化を予防する効果があります。皆さんが今日食べたお蕎麦は、「きたわせ」という蕎麦で、北海道の気候、風土に合わせて作ったお蕎麦です。元々蕎麦は、紋別の「ぼたん蕎麦」が元で、その蕎麦を品種改良して「きたわせ」を作りました。蕎麦は、種を撒いて75日後に刈るのですが、昨年は幌加内の蕎麦も開花の時期に雨にやられて不作に終わりました。蕎麦の花は下から上に順に咲いていきます。上の花が実になる時に刈っていくと下の実が落ちてしまって遅くなるので、78%位実が出来上がった頃に刈って行く為、青とか黒い実が混ざってしまうみたいです。ルチンが一番多く摂れるのは蕎麦だと思われるでしょうが、実は蕎麦を茹でた湯、すなわち蕎麦湯に多く含まれています。是非蕎麦湯を沢山飲んで下さい。それでは、駒そば亭副店長の沼山さんからお話をして頂きます。沼山さんは沼山パスト会長の息子さんです。
※1 健康委員会が組織されたのは2007~08年度の福田年度からです。健康委員会担当の「駒そば亭」での第1回移動例会は2008年2月7日でした。ゲスト卓話として、そば研究家の渡辺克己氏が「北のソバリエの一言」と題して、そば談義がありました。ご挨拶の中では健康委員会として本例会が3回目と紹介していますが、蕎麦に関する例会としては今回で7回目となっております。