1月12日(木) 千歳RAC会長挨拶
吉岡 毅 会長
皆様新年おめでとうございます。私は千歳RCの新入会員でもありますので、先輩諸氏の皆様の前でご挨拶をするのはとても緊張しています。恐縮ではありますが千歳RACの会長として新年の挨拶をさせていただきたいと思います。
私は、ニューズピクスという経済専門サイトを見るのが日課となっておりまして「AIの時代にBIが必要」という興味深い記事がありましたのでその話をさせていただきたいと思います。AIというのはご存じの通り人工知能のことでございまして、昨年から自動化ロボットを含めてかなり盛り上がりをあげています。近い将来、我々の働いていることがロボットに置き換えられて私たちが働く必要がなくなるのではないかそういうことも言われています。その様な時代に必要なのが「BI」、いわゆるベーシックインカムと言われるものでして無条件で一定額を全国民に配るというそういった社会保障制度となっております。
2017年はベーシックインカム元年とも言われてまして実際にフィンランドで社会実験として無作為抽出された2千人を対象にこの制度が今月から実際に導入されました。その中で生活の保障を与えられた人々は働く意欲が無くなってしまうのか、それとも自分の好きな仕事、天職に没頭してその中で仕事により価値を見いだすのか、そういったことが研究されているということでした。そういった中で時間に余裕を持った人達がいったい空いた時間で何をするのか、もしかすると我々の全体で行っている社会貢献、地域活動そういったものに時間を割くのではないかとそういった事を全ての人が世界中の人がそういった意識を持って地域貢献をする様なその様な素晴らしい時代がもしかしたら来るのではないかとその記事を見て思いました。そういう時こそ、ここにお集まりのさまざまな団体の存在意義がより深くなるのではないのかと感じました。
さて、話はかわりますが千歳RACは千歳RCが創立20周年の時1988年に設立されました。次代を担う青少年の人材育成を目的として立ち上げた奉仕団体であります。18歳から30歳までの若者が活動していまして千歳RACにおきましては、来年で創立30周年を迎えます。ここにおられるロータリーの方々の中にもローターアクトのOBの皆様がいっぱおりまして30歳を過ぎて様々な団体でご活躍されております。ロータリーに入った人もいればライオンズに入った人もおり、また地域のPTAなどで活躍している先輩諸氏がいます。そういった活動をより広げるためにも是非同じ仲間を増やしたいと考えていまして、千歳RACは年度当初、「会員拡大、会員増強」を目標と掲げまして10名でスタートした会員がいま14名となりました。残り半年で何とか20名を達成したいと思います。是非ここにご参加の各団体から1名ずつご紹介を頂ければ20名を優に超えますのでご協力頂きたいと思います。団体活動や人と人とで磨かれた人材は、必ず地域社会や皆様の企業に貢献する人材になること思います。
千歳RACは若い力だけはありますのでロータリーの事業にかかわらず他の団体の事業におかれましても若い力が必要な日にはご用命下さいますと幸いです。2017年もよろしくお願いします。ありがとうございました。