• 4月18日(木) 卓話

    職業奉仕委員会委員長 福田 武男

       次年度の職業奉仕フォーラムについて

     当委員会担当例会で会員卓話を実施していなかたったので、本日は次年度職業フォーラムについての話しは早めに切り上げ、卓話を村上倫行会員にお願いしました。私はゴルフでフジゴルフに行き、ボウリングには家族とは年に一回ほど行き、ボウリングやビリヤードをやったりしています。毎回、従業員の教育が行き届いた対応に感心しております。そこで村上社長に社員教育について卓話をお願いしました。本来、職業奉仕の訪問例会とか卓話は会員・非会員企業に係わらず、この様に手本となる会社へ訪問して職場の方にお話をお願いしたり勉強したりしてノウハウを吸収し役立てて行くことが重要な要素となります。

      卓話の前にロータリー用語の和訳について触れます。皆様もご覧になってお分かりのようにロータリーの友2013年1月号に嬉しい記事が載っています。「The Object of Rotary」の日本語訳が久し振りに「ロータリーの綱領」から「ロータリーの目的」へと本来のObjectの意味に改訂されました。来年度から新バージョンが使われ出すと思われますが、その中で大きく変わったのが第4項「奉仕の理想」が「奉仕の理念」となりましたが、ロータリーソング上は「奉仕の理想」の方が語呂がいいです。もう一つは、Fellowship=「世界的な親睦を通じて」は“a”がついて加算名詞となるので“組織、団体”で「世界的な組織を通じて」と理解していましたが、新和訳でも「世界的ネットワークを通じて」と修正されています。あと細かいところ2,3点ありますが省略します。また、 「四つのテスト」も私が10年ほど前から提唱し、千歳クラブだけが使っている「言行」の前に「思いと」を挿入する和訳が嬉しいことに受け入れられました。

     最後に、私は2510地区の次年度職業奉仕委員長となっています。職業奉仕の理念がロータリー活動の中で一番重要な位置を占めると認識していますので、次年度から「地区の職業奉仕フォーラム」を始めたいと考えています。地区12グループがありますので2~3グループ単位に集合し、地区の職業奉仕委員長とガバナー補佐、地区の幹事及び関係者30人前後で3、4回のフォーラムを実施し、1年2年終了後に小雑誌を作ろうと計画しております。安孫子ガバナーにはご承認を頂いておりますので、次年度は職業奉仕委員会の方でそのプログラムを取り入れた計画とご協力をお願いします。

    会員増強委員会委員長 村上 倫行

     本日は職業奉仕委員会の最後の担当例会ということですが、私どもの会社に関して福田先生からお褒めの言葉を頂戴しました。福田職業奉仕委員長ありがとうございます。

     まず現在の会社状況は、隣接した北都交通の跡地を購入し先日、取壊し撤去が終了して整地されたところです。これから益々精進していくところです。また、かなり前の出来事ですがロータリーの仲間からボウリングの仕事取引に参入させて欲しいとの依頼がありましたが、業者のラインが出来上がっており断るのに苦慮しましたが「ロータリアンの職業宣言第8項目」をもってお断りしたことがあります。因みに第8項目は「事業または専門職務上の関係において、普通には得られない便宜ないし特典を、同僚ロータリアンに求めず、また与えることなかれ」と書かれており救われた思いがあり大切にしております。

     さて、私どもの会社の経営理念は「誠意と責任」「誠実なる言動によって相手から好意と信頼と理解を得る」です。これは父の現会長 村上正治の「正治イズム」と称し、役職員に啓蒙しています。その甲斐もあって昭和46年設立のボウリング場会社が存続している証しでもあります。関連に「バッティングセンター」「フジゴルフセンター(柏台)」「(有)フジ商会」「(有)村上自動車工業(名寄市)」があります。

     主業のボウリングは設備投資額が多額なものの、人手が少なくて済むことからランニングコストが安いということもあって、正治会長が千歳市で3番目に始めたものです。昭和46年9月に20レーンでオープンし現在は38レーンで全国大会も開催できる大型施設となっています。ただ、オープン2、3年後にはオイルショックがあり、苦労の連続だったようですが「正治イズム」で乗り切ってきたようです。「正治イズム」は「仕事に厳しく思いやりのある経営」を貫いていますので従業員も理解してくれており定着率は高めです。先ほど申し上げた2つの経営理念が十分ではないにしろ浸透しているものとご理解いただければ幸いです。

     全国大会、全道大会からローカルな大会まで種々ありますが、その中で(大会関係者はじめ、参加者から)「良かった、また!!」との労いの言葉を頂けることがあり従業員を含め私どもを勇気づけてくれます。スポーツ施設運営ということになっていますが実態はサービス業です。従業員がこの仕事に一生を賭ける、お客様に感謝する気持ちを大切に忘れずに努めております。そしてマニュアルに基づいた表面上の対応でなく、真心を込めた自然な応対がお客様から評価を頂いております。