5月24日(土) 基調講演「利己と利他の調和とは?」
RI第2510地区 職業奉仕委員会 福田 武男 委員長
皆さま、こんにちは。千歳RCの福田 武男と申します。現在は地区の職業奉仕委員長を仰せつかっております。1年前から地区の委員長となり、やるからには思い切りやろうと計画し、地区全体で職業奉仕フォーラムを企画したところ、大川ガバナー補佐に大きな賛同の意見・支援を頂き、その後第4、第5グループは札幌、第6グループは千歳で開催し、大変盛況で大変良かったと思います。第1、第2、第3グループでは7月に開催、函館方面では11月に、来年の3月頃には小樽、苫小牧方面で開催する予定です。言った以上は最後まで頑張りたいと思います。今日はボウリングにゴルフと大変な一日ですが、IMですから何か勉強しなくてはなりません。よろしくお願い致します。
テーマですが何にしようか迷い、皆さまのロータリー歴も個々に違いますので難しく、初歩的でもどうなのかなと、また難しい事を言われても理解出来ないですし、ロータリーの基本中の基本は「奉仕の理想」ですが、ロータリーの思想は一定の概念が無いので人によって少しづつ違うので完璧な答えは無いのです。自分なりの考えがあれば良いのです。奉仕の理想ではインパクトが無いので、思い切って切り口を変え、テーマをこのようにさせて頂きました。
今日はスポーツの後で疲れており、分かり辛い面もあると思いますので資料を配布しております。しっかり見ておいて下さい。また、機会がありましたら各クラブの職業奉仕委員長様の方でこの一部でも取り上げて下されば幸いです。講演の最後にプログラムにはありませんが、今クラブが抱えている問題や悩みを佐藤 秀雄 パストガバナーにお話し頂く事になっておりますのでよろしくお願い致します。
※講演会の内容に関しましては以下の当日配布資料をご覧下さい。福田委員長のご説明の通り、色分けされ細部まで練り込まれた資料となっておりました。(クリックしてご覧下さい。)
「特別会員の事例について」 佐藤 秀雄 パストガバナー
会員の種類には、定款では名誉会員と正会員の2種類しかありません。一昨年に当クラブから高齢化した会員が増え、年金暮らしの会員も出てきましたので、この事を踏まえて会員の種類をもう一つ増やして、終身会員を作って欲しいと申請を上げました。
※パワーポイントでの説明資料です。ご覧下さい。
しかし、理事会に掛かる前に定款細則委員会がRIにあり、世界各地から決議案等がありまして、そこで不備を指摘され、直す事が沢山ありました。特にRIは予算を伴うものには非常にチェックが厳しく、当クラブから第7グループ2510地区大会に申請を上げ、地区大会で決議を受け、英文でRIに送ったのですが関連条文が整備されていないとの事で、修正するように、との事でしたが、締め切りの1週間前の連絡であり、関連条項全ての修正は到底無理でした。
終身会員で会費を例えば5万円か10万円を払えば永久的、というのではなく、分担金を払う様にすればさほど問題はないのではと思っています。特別会員の制度を勝手に作ってしまっては、またRIから言われますので、これを名誉会員の中に含めて余り公開しないでそれぞれのクラブが独自に決めれば良いのだと、他のクラブにご提示申し上げました。今のRIの定款に則った形で色々工夫をされると良いと思います。特別会員という表現は上手くないと思うので、名誉会員の包括の中でクラブ独自の運用をされたら良いと思います。それぞれのクラブで終身ロータリアンで居たいという方が多いと思いますが、年会費18万円の負担は年金生活者になると非常に厳しくなります。
RIの分担金、地区の負担金は合計で22,710円になるそうで、あと通信費を含めて一年約3万円の負担、例会にはポケットマネーで出たい時に出席するような、クラブ独自の考え方を持って運営していけば良いと思います。RIの制定案を改定するのは非常に難しいです。規定審議会に出てくるのは、予算の伴わないものばかりですので3年後、6年後と時間が掛かりますので、それぞれのクラブで工夫して運用をされていくのが良いのではないかと思います。