• 8月18日(木) 審議事項(RIへ提出する立法案)

    議長 今村委員長

    経過報告 酒井幹事

    提案者 福田 武男 会員

    立法案(制定案)

    『クラブの会員身分の中に終身会員を新設する件』

    【 今日までクラブを支えてきたリタイアしている高齢ロータリアンと現役ロータリアンとの間に、生涯にわたる絆を深めながら、彼らの経済的負担を軽減するために、ロータリー歴25年かつ75歳以上の会員を対象に終身会員制度の新設を提案する 】

    理由;

    ① 「高齢会員の経済的負担を軽減する」

      「入るを図って、出るを制す」が人間の常。人はだれでもがリタイアすれば収入がなくなり、年金生活をすることになる。現役ロータリアンとリタイアしているロータリアンが同じ会費を支払うことが、果たして「みんなに公平かどうか」。 終身会員制を採用して、高齢会員の経済的負担を少なくすることが、「ロータリーの思いやり」ではないだろうか。

    ② 「出れる時だけの例会出席と無理のない奉仕活動」

     高齢なれば中々毎例会に出席して「奉仕の心を涵養し続けたり」、現役の若いロータリアンと同じ奉仕活動に参加するのが誰しも困難になる。高齢ロータリアンはもう十分に「奉仕のこころ」は身に付いているだろうから、クラブ内で現役からは卒業し終身会員になり、体に無理がないように、出れる時だけ例会や奉仕活動に参加できるようにしてあげることが、「ロータリーの思いやり」であり、「みんなのためになる」のではないか。

    ③ 「新たな生涯ロータリアン」

     現役からリタイアしたロータリアンが、高い会費を支払い続けることは誰にとっても経済的に困難である。しかし、国際ロータリーにも、地区にも、クラブにも、ロータリアンとしての名前だけは永遠に残しておいて欲しいという気持ちは誰でも同じであろう。終身会員制度を新設して、経済的にも体力的・精神的にも負担がかからない新たな「生涯ロータリアン」を目指すべきではないか。そして、この制度が「退会防止」の一つの解決策にもなるのではないか。

    終身会員制度の一例 

    ① ロータリー歴25年以上で、かつ75歳以上の会員はこの制度を選択できる。

    ② 国際ロータリーに将来の事務的手数料を一括して支払うことにより、その後の国際ロータリーへの人頭分担金は永遠に不要とする。例えば、この手数料を500ドル/人とし、クラブあるいは個人が負担する。 

    ③ 地区に支払う地区資金(人頭賦課金)は通常通り支払う。

    ④ クラブの年会費は支払う必要がない。

    ⑤ 但し、周年事業の積立金、様々な奉仕活動の各自負担金、交流事業の各自負担金などは負担しなければならない。

    議長 今村会長

     慎重な審議の結果、満場一致の賛同を得られましたので地区の方へ提案いたします。