• 1月10日(木) 来賓あいさつ

    千歳市議会議長 本宮 輝久 様(千歳RC会員)

     皆様、新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては穏やかな新年をお迎えになられましたことをお慶び申し上げます。本日、千歳ロータリークラブ恒例の新年交礼会にお招きをいただき、ありがとうございます。

     来賓あいさつとのことですが、ロータリ―には「NO」ということはありませんので、一言申し上げたいと思いますが、準備がありませんので千歳市の新年交礼会においてお話し申し上げましたことと重複するかもしれませんがかい摘んでお話させていただきます。

     今、千歳市は「全道一若い町」と言われています。同時に人口が右肩上がりに伸びているのは全道でも数少ない都市です。日本は既に「人口減少社会」に入っており、特に、北海道はそれ以上人口が減少していますが、千歳市は人口が伸び、発展していることは喜ばしいことです。これも山口市長の行政手腕はもとより、本日、ご参会の皆さんのご協力により、盛り上げていただいている賜物であると思っています。

     昨年12月に政権交代がありました。安倍政権が何もしていない前から円が安くなり、日経平均株価も年末に最高値になるなど、年が明けてからもその傾向が続いており、今まで低迷していました日本もマインドが明るくなったものと思っています。

     千歳市も昨年、新千歳空港の国際線が100万人を突破し、全体として1750万人という大きな伸びを示しました。これらの利用客を千歳市に取り込むならば、千歳市の経済・観光に大きな期待が持てます。来年には新千歳空港に直接繋がるインターチェンジの供用開始予定です。これは賛否両論がありますが、インターチェンジ周辺には広大な土地がありますので、その開発が期待されるところです。また、公立の高等支援学校も開校しますし、いろいろ明るい話題があります。その中にあって千歳市が日本一の自衛隊の町、空港の町、支笏湖を中心とした観光の町、農業宿泊では石狩管内随一、光科学の千歳科学技術大学などいろいろな資源があります。これを有機的につなぐことで活性化につなげることが大事であると思っています。

     昨年暮れに亡くなりました「はだしのゲン」の原作者・中沢啓一さんが「踏まれても、踏まれても、たくましく芽を出す麦になれ」と言っておりましたが、どうか皆さん、今年は明るいマインドに支えられながら「失敗を恐れず、勇気と希望を持って頑張ってほしい」ものと思っています。

     千歳ロータリークラブはじめ、新年交礼会にご参会の皆様方のご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、今宵は楽しいひと時でありますことを祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。