• 1月6日(木) 来賓代表ご挨拶

    千歳市長 山口 幸太郎 様

    皆さん、明けましておめでとうございます。新春を飾る恒例の千歳ロータリークラブの新年交礼会にお招きをいただきありがとうございます。私も一応会員ですので、お招きをいただいたというのは他人行儀でありますが、出席をさせていただき大変光栄に思っております。本年1年間の皆様のご健勝とクラブのご発展を心からお祈り申し上げたいと思います。

    今年こそは、良い年にしたい、良い年になって欲しいというのは、これは等しく私たちが願うところではありますが、今一番急がれるのは何と言っても、私は若い人たちの就職が早く決まって欲しいということであります。就職活動に大きなエネルギーをかけて若い人達が頑張っているのですが、1日も早くこの状況が改善されることを願っています。またそれを支える景気の回復というのが急がれる課題だと思っております。

    それに少しでも対応させていただきたいということで、市におきましては昨年の暮れに緊急の経済対策を立ち上げようということで、その概要を取りまとめて、今月の臨時議会に諮ることにしております。総額で12億3千万円ほどになりますが、これは過去最高の金額になります。内容はいちいち申し上げるには時間がかかりますが、公共事業の前倒し、早期発注、それから地元に配慮した発注、さらに市の職員も今回23年新年度の採用枠に追加をすることにいたしました。6名の職員の追加募集を行います。合わせますと13名ということになります。また、女性の方が大変気にかけております子宮頚がんのワクチンも前倒しでやっていくことにしています。そういったことを行いながら補正予算を組んだところであります。これらが、1日も早く功を奏することを願っております。

    私どもがこういった大型の補正予算を組めるのも、市民の皆さんのご協力をいただいて財政の健全化が図られたこと、そして、自衛隊と共存する町づくりを進めてきて、これにかかるいろいろな障害については、市民の皆さんの深いご理解があって補助金などを活用できるというのが補正予算の財源でございます。これからも、当市の持っている優位性を生かしながら街づくりを進めていきたいと思っておりますので、ロータリークラブ、ライオンズクラブ、ソロプチミスト、青年会議所、プロバスクラブなど、本日ご出席の経済を担う皆様方のより一層のご協力とご支援、そしてそれぞれの企業のご発展を心から願うものであります。本年1年が素晴らしい年でありますように、希望を持って過ごしたいと思います。本日はどうもありがとうございます。