• 9月25日(木) 第1回クラブ協議会開催

    進行:藤本 敏廣  会長

     

    第1回クラブ協議会開催挨拶

     

     

    前年度第7グループIMにおいて会員増強の具体的アイディアを実現する為、三役にて協議を進めてきました。今回初めて全会員にその案をお示しし、皆さんからご意見を頂きたいと思います。最終的には定款細則の変更が必要になる事項である事から、十分な議論を重ねた上で理事会にはかり、今年度中に例会において改正の手続きを終了させたいと考えております。

     

    それでは議長の指名に入ります。福田パスト会長を指名致します。理由としては規定審議会に提出した永久会員を認める案を提出した際、その原案作成に深く関与し、また前年度のIMにおいても今回の件について講師として意見を述べられたという経緯からであります。それでは福田議長、よろしくお願いします。

     

    ◇議長挨拶 福田 武男  パスト会長

     

    議長挨拶 福田 武男  パスト会長

     

    皆さま、こんにちは。本日は最後に羽部ガバナーの意見も聞かせて頂きたいので、時間が余りありません。10分程度ではなかなか難しいと思いますが、急いで進めます。

     

    5、6年前から「年金暮らしになって高齢になった時に会費を安くしたらどうか?」「我々の後継者が入る時はどうしたら良いのか? 父親の所には入りたくないとか…」などの意見がクラブで出ています。こうした問題を何とか解決しようと様々なアイディアが出ています。現在のクラブ細則でも、満75歳以上の会員の年会費は、クラブ年会費の2分の1、満75歳未満であっても収入が年金受給のみとなった場合は同様、この他特別の事情のある会員は年会費を減額出来、これらは書面をもって幹事に報告し、理事会の承認を得て行えます。現在の年会費が16万円ですので、8万円に出来ます。

     

    これを、ロータリー歴と年齢を足して85歳以上になった会員は、自分の子供や事業の後継者を入会させた場合に年会費を5万円とか3万円に減額しようというものです。例えば、ご子息の年会費は16万円、本人は5万円とか3万円の年会費となります。その時の入会金については検討中です。そういう提案をしようと、前年度から引き継いで三役で考えています。今回の意見が出ましたら、クラブ理事会にはかり、改めてクラブで提案するという事です。クラブの会員の方は以前からこういう話が出ているので分かると思います。現役の時は良いですが、誰でも最後は年金生活になります。「生涯ロータリー」という言葉があります。「ロータリアンは一生ロータリアンでなくてはならない。生涯勉強だ!」と言われています。しかし、収入が少なくなれば年会費16万円もの出費はなかなか厳しくなります。本当の友情とか思いやりとか四つのテストの中にもありますが「公平とは何なのか?」という事です。

     

    新しい制度という事で一応、私なりに名称や項目等を作りました。多分、これは他のクラブには無いと思います。自分の後継者を入会させ、自分は推薦した会員として年会費3万から5万円とする、また、入院などで出席出来ないとか、年に2、3回しか出席出来ないなどの時は、出席時のご負担として朝なら700円、昼なら1,300円、夜なら5,000円など、その時にご負担して頂くという事が良いと思います。RIの会費なども、昨年度恵庭のIMでも話しましたが、例えば一般地区資金が1万800円、特別地区資金が6,300円とかRIの方が27ドル×前期・後期=55ドル必要です、もう一つ「ロータリーの友」購読義務がありますので、合わせて2万500円程のご負担になりますので、70~75歳以上の会員が想定されますが、例会に出て来る事もなかなかない訳です。日本のRCは事務所を用意していますが、アメリカでは事務所も無く、事務員もいません。例会に来たら自分で1、2ドル払って食べ物を買うので年会費も3万~5万円程が殆どだと思います。この新しい制度を提案したいのですが、皆さまのご意見をお聞きしたいと思います。

     

    ◇ 村田会員 会費の平等という不文律があるのではないでしょうか。

     

    福田議長:ロータリーには色々な不文律があります、どこにも載っていませんが「誰かに尋ねられたら24時間以内に返答しなくてはならない」など守らなくてはならない事があります。多分、RCの会費は個人会員しか居ませんよね。それで一定であるというのは、不文律としてあると思います。ですが、一番大切なのは公平かどうかですから、ロータリーの思いやりや公平を考えると、違っても良いのではないかと思います。その辺は理事会で十分検討して頂ければ良いと思います。

     

    ◇浅利会員 親子で会社が違っても適用されるのでしょうか。

     

    福田議長:今の三役の意見では会社が違うと駄目だという事です。自分の子供だけれども違う仕事をしているのに、息子が入るから自分は3万円にしてくれというのは無理で、企業組織の後継者という事です。しかし、企業でも支店や仕事は違っても同じ経営なるのかどうか、色々あると思います。細かい事はこれから審議していかれると良いと思います。

     

    ◇藤川会員 クラブの運営に収支面で影響は出ないのでしょうか。

     

    ◇福田議長:藤川さんは次年度幹事なので気になると思いますが、理事会で試算して頂ければと思います。個人的意見を申しますと、先程申し上げたように、例会場を借りてお金を払って会食するとか、事務所を持たない、事務員は置かないなどの方が、皆さん活力が出ると思います、任せっぱなしの例会より良いと思います。それでアメリカのように5万円まで掛からず出来ると思います。それが理想でもあります。

     

    以上 羽部ガバナーのお話もお聞きしたいので雑ぱくに進めましたが、これで終わらせて頂きたいと思います。

     

    ◇福田議長まとめ

     

    皆さまから頂いた意見を取り入れ、定款細則の変更案を早急に取りまとめて頂くよう、藤本会長並びに理事会に要請します。これで本日のクラブ協議会の議長を退任させて頂きます。

     

    ◇藤本会長

     

    ただいま福田議長から要請されました内容は、三役で具体案をまとめ、早い時期に理事会及び例会において皆さまにおはかりしたいと思います。それでは羽部ガバナーに講評を頂き、第1回クラブ協議会を終了したいと思います。

     

    ◇羽部ガバナー講評

     

    ガバナー講評

     

    ただ今、福田議長の方からご提案頂いた内容・趣旨に関してですが、私は大変結構な事だと思います。この件はクラブ協議会を経て、総会で可決されましたら細則によって実施される事項でございます。それぞれのクラブの裁量に任された事項ですので、どうか実施に向けてご検討下さい。

     

    もう一つ、別件で申し上げたいのは、今年度のゲイリーC.K.ホァンRI会長が今年度中に全世界の会員数を120万人から130万人へ10万人の増員を提案しております。それにはロータリーファミリー、すなわちロータリアンの家族、そして事業所の社員の方、それからインターアクト、ローターアクトの卒業者、財団の学友や米山学友、それからロテックス、こういう、これまでロータリーに縁が無かった人達を1日も早くロータリアンとして迎えなさい、と強く要請されております。千歳にはローターアクトクラブがあります。そういう若い方をお迎えする際に必ず会費の問題が発生します。35歳までのアクト出身者は会費を半額という減免措置も実際に行われています。どうか千歳RCの英知を結集し、実現して欲しいと思います。