10月5日(日) 本会議の模様
司会 札幌幌南RC 原口庸洋さん 増田佳織 さんの司会で開始されました。
9:00 開会の言葉
点鐘
国歌斉唱
ロータリーソング「我らの生業」斉唱
物故者追悼
歓迎の言葉 ホストクラブ会長挨拶 舛田 雅彦 札幌幌南RC会長
RI会長代理・ご来賓・役員紹介 ガバナー 羽部 大仁 (札幌幌南RC)
ガバナー挨拶 ガバナー 羽部 大仁 (札幌幌南RC)
9:30 来賓祝辞 北海道知事 高橋 はるみ 様
北海道知事 高橋 はるみ 様
皆さま、おはようございます。只今ご紹介にあずかりました、北海道知事の高橋はるみです。 「イランカラプテ」という言葉を皆様ご存知でしょうか?それは「あなたの心にそっと触れさせて頂きます。」という思いが込められたアイヌの人たちの挨拶の言葉です。 今、北海道庁はこの言葉を北海道のおもてなしの合言葉として広めていきたいと思っているところです。 是非、皆さんにも覚えてもらい「イランカラプテ」と優しく言いましょう。
さて皆さま、今日は国際ロータリー第2510地区の地区大会に多くの皆さんのご出席のもと、盛大に開催される事を心からお慶び申し上げます。 私も昨年から引き続き皆さまとお会い出来、嬉しく思っています。 また本日は韓国、そして台湾からもご来場を頂き、北海道知事として心からご歓迎申し上げます。 また会員の皆さまには、羽部ガバナーのもと、青少年の健全育成や植樹などの環境保全活動を通じ、地域の発展に大きなご貢献を頂いているところでございまして、心からお礼を申し上げるところでございます。
さて、今、人口減少の急速な進行など社会を取り巻く環境が大きく変化していく中、「助け合い」や「支えあい」という人や地域のつながりの大切さが改めて重要視され認識されてきていると考えているところでございます。道庁におきましては地域の方々が供に支え合いながら安全安心を実感出来る地域社会を目指して自主防災組織の育成や子育て支援の充実など進めているところでございまして、こうした取り組みの実行にあたりましては故郷を愛し、地域の為に自ら行動される多くの方々の存在が欠かせないものと考えているところであります。こうした中、幅広い奉仕活動を通じ、各地のリーダー役として大きな役割を果たしてきておられますロータリークラブの皆さまへのご期待は益々高まってきているところと考えているところでございます。本日お集まりの方々には長年受け継いでこられた尊い奉仕の精神を大切にされ、それぞれの地域の個性が輝く元気な北海道を築いていく為に引き続きご理解ご協力を頂きますよう心からお願いを申し上げる次第であります。 終わりになりますが、本大会のご盛会と、ご成功、今日ご出席の皆さまの益々のご発展そしてご健勝を心から祈念申し上げまして挨拶とさせて頂きます。
※高橋知事はこの後、公務のため退席されました。
9:45 RI第3700地区総裁挨拶 第3700地区総裁 河 潤守 様
9:50 特別参加者の紹介
9:55 参加クラブ紹介
※藤本会長、美女の横で少し緊張気味?
10:45 RI現況報告 RI会長代理 松本 茂太郎 様
11:05 地区現況報告 ガバナー 羽部 大仁 (札幌幌南RC)
11:15 大会決議案上程 大会決議委員長 熊沢 隆樹 (小樽RC)
以下10の大会決議案
【決議第1号】「国際ロータリーのテーマを推進する件」
【決議第2号】「ゲイリー C.K.ホァン国際ロータリー会長夫妻並びに松本茂太郎RI会長代理ご夫妻に感謝する件」
【決議第3号】「2013―2014年度の地区資金収支報告並びに監査報告を採択する件」
【決議第4号】「国際ロータリー第2510地区直前ガバナー安孫子建雄氏に感謝する件」
【決議第5号】「会員増強と退会防止及びクラブ拡大を推進する件」
【決議第6号】「ロータリーの広報を推進する件」
【決議第7号】「ロータリー財団の寄付増進に協力する件」
【決議第8号】「(公財)ロータリー米山記念奨学会の寄付増進に協力する件」
【決議第9号】「サンパウロ国際ロータリー大会への参加を推進する件」
【決議第10号】「2017-2019国際ロータリー第1ゾーンの理事指名委員候補者を指名する件」
【決議第11号】「次期地区大会開催に関する件」
【決議第12号】「地区大会ホストクラブに感謝する件」
が上程され羽部ガバナーのもと、全会一致で採択されました。その後、各報告がなされ大会決議が終了しました。
11:30 昼食です。幹事が弁当を運んでくれました。大きな箱2つです。弁当とお茶です。
※とても豪華なお弁当を満足そうに頂く皆さん。(^^♪
13:00 よねやま親善大使から
よねやま親善大使 尤 銘煌 様
よねやま親善大使 尤 銘煌 さんは、2003-04年度米山奨学生として日本に留学され、現在、山形大学基盤教育院教授です。 同大学で学ぶ外国人留学生へ日本語・日本文化を教え、国際社会で活躍する人材を育成している方です、との紹介があり、米山親善大使としての活動が紹介されました。
13:20 記念講演「今、私にできること~自分を見つめて、世界を見つめる」
UNDP親善大使・女優・エッセイスト 紺野 美沙子 様
紺野 美沙子さん 講演
紺野 美沙子さんは子供の頃から朗読が好きで、小学5年生で演劇クラブに入り、その後の人生を決める。ヘレン・ケラーを育てた、アン・サリヴァンのような、厳しいがやさしい恩師に巡り合い、将来芝居をする人になれたら良いなと思うようになり、今、女優業が35年を迎えたとのお話から入りました。 また、この世の中で大事なものは心穏やかに居られる場所がある事、自分が必要とされている事、自分が必要とされる居場所と役割があるという事も大事だと思います、と語られました。 そして講演は本題に入ります。 まず紺野 美沙子 さんがUNDPいわゆる国連開発計画とは何かについて語られました。
国連開発計画( UNDP) について簡単にご紹介致します。UNDP は国連機関の一つです。UNDP の活動というのは非常に多岐にわたっております。色んな活動を行っているところなので「何を行っている所ですか」と聞かれても私も一言ではお答えし辛いところがあります。 UNDP の重点活動分野、危機予防と復興、民主的ガバナンス、エネルギーと環境、 HIV エイズなど 開発援助というのですが、皆さんもいろんなご支援をされていると思いますが、例えばカンボジアなどの発展途上国などが、国として他の国際機関、国連など他の国々やNPOの支援を受けずに、その国がその国として自立するまでの総合的な国づくり、人づくりを行っているのが国連開発計画です。
一つの国が自立するまでにはその国の政治の仕組み、根本的なもの支援を行っております。例えば、東ティモールの選挙制度をつくるお手伝いなどです。現在、177の国や地域で活動をし、グローバルな課題や国内の課題に対してそれぞれの国に合った解決策が見出せるよう取り組んでいます。 特に力を入れているのは「ジェンダー」いわゆる女性の問題です。国によっては男女の格差があって女性であることを理由に教育が受けられない、満足な仕事に就くことが出来ないという事があります。そういう女性の為の識字訓練、職業訓練、貧しい女性の為にマイクロクレジット(無担保でお金を貸し付けてそのお金を元手に仕事を作る)というお手伝いもしています。このUNDPが行っている援助は「子育てに似ているなぁ」と思っています。活動の内容は非常に地味で成果が出るまでは非常に忍耐が必要です。でも何よりも大切な仕事です。
(ここで、紺野さんが、カンボジア、パレスチナ、ブータン、ガーナ、東ティモール、ベトナム、モンゴル、タンザニア、パキスタンを公式訪問された時の活動がプロジェクターを使って紹介されました。)
結びに、16年間活動をして思うところですが、国際協力というのは被災地の支援とか、電車やバスの中で お年寄りや体の不自由な方に席を譲る事と同じだという事です。自分以外の第三者、見知らぬ人に対して、関心を持ち、思いやりの気持ちを持つ事が大事なのです。国際協力でも地域の活動でも被災地の援助でも限られた時間の一部をみんなの為、誰かの為に使うという事が大事な事だと思います。小さな灯火を燃やして大きな灯火を燃やす、これがロータリーの精神だという事を聞きましたし、それが周りの笑顔を増やしていく、皆さんそれぞれがそれぞれの立場で出来る事を長く続けている事が大事だと思います。皆さん!一緒に頑張ってまいりましょう。今日は有り難うございました。
14:30 羽部ガバナー 謝辞
14:50各種表彰 受賞クラブ、各受賞者に羽部ガバナーから表彰状が贈られました。
※千歳RC関係の受賞に関しては下記の通りです。
永年出席100%会員表彰
30年表彰 末廣 孝 PC
20年表彰 浅沼 廣幸 会員
10年表彰 村上 倫行 会員、五十嵐 桂一 幹事
ロータリー財団表彰 <マルチプル・ポール・ハリス・フェロー>
川端 清 直前会長、長澤 邦雄 PC
米山功労クラブ 千歳RC
15:30 次期ガバナー、ガバナーエレクト、ホストクラブの紹介と挨拶
16:00 RI会長代理所感 RI会長代理 松本 茂太郎 様
閉会の言葉 大会実行委員会 副委員長 海野 英彌 (札幌幌南RC)
16:30 点鐘 ガバナー 羽部 大仁 (札幌幌南RC)