活動報告
◇主催者あいさつ
千歳市交通安全運動推進委員会 沼田常好会長(千歳RCパスト会長)
日頃、交通安全の推進にご尽力を頂いていることにお礼申し上げます。本日、大変ご多忙中、参加いただいた各町内会の皆さん、各企業の皆さん、自衛隊各部隊の皆さん、各団体、市議会、市役所の皆さん、本当にご苦労さまです。心からお礼を申し上げます。
きょう、皆さま方にご報告とお礼を申し上げたいことがあります。一つは8月26日に交通事故死者ゼロ連続500日を達成したことであります。新聞報道されておりますが、千歳市として500日達成は初めての結果でございます。これもひとえに皆さま方の日頃の交通安全に対する意識の高揚のたまものと心からお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。
さて、秋の全国交通安全運動は9月21日に始まり、30日までの10日間行われます。この運動期間は、幾つかの重点事項がありますが、そのうちの1点だけを皆さま方にお願いしたいと思います。この時期は日没が早く、夕暮れの時間帯は大変見えづらく、事故が多発傾向にあります。歩行者、そして自転車乗用の方、子供、高齢者に対して十分気を付けて運転していただくとともに、交通安全の意識をもってハンドルを握っていただくようお願いを申し上げます。
これより街頭で道行くドライバーの方に無事故、交通安全の啓発をして参りたいと思います。皆さま方のご協力をよろしくお願いいたします。
◇来賓紹介
千歳警察署長 田辺康弘 様
千歳市長 山口幸太郎 様
千歳地区安全運転管理者協会副会長 熊谷徹 様
千歳警察署地域交通安全官 飯野延弘 様
◇来賓代表あいさつ
千歳警察署 田辺康弘署長
市民の皆さんとここを通るドライバーの皆さんに交通安全を広く呼び掛ける街頭啓発に、公私ともにお忙しい中、たくさんの皆さんにお集まりいただき、本当にありがとうございます。ご参加の皆さんは、平素から千歳市民の交通安全を願い、さまざまな活動に取り組んでいただいており、敬意を表しますとともに心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
道内で交通事故により亡くなった方は今月23日現在、100人となりました。昨年の同時期に比べると1人の増加となり、亡くなった方が過去最少だった昨年よりも3日早くなっております。この交通安全運動期間中、道内で3件の死亡事故が発生し、3人の方が亡くなっております。残念なことにいまだ多くの方が交通事故の犠牲となり、都道府県別では現在ワースト3位と危機的な状況となっております。北海道がワーストワンになった最後の年は(493人が亡くなった=公益社団法人北海道交通安全推進委員会調べ)2002(平成14)年で、それ以前には年間800人以上(昭和40年代中頃)の方が亡くなった年もありました。
このような状況の中、今年に入り千歳警察署管内では交通死亡事故の発生はありません。これは本当に皆さまのおかげであります。ありがとうございます。しかしながらこれからの時期、日没時間が早まり、歩行者の方、特にご高齢の歩行者の方が被害に遭う交通事故が心配されております。
また、間もなく降雪期を迎えます。それまでに終了させなければならないお仕事、事業がたくさんあるかと思いますけれども、その繁忙期の追い込みに向けて車の使用頻度が高まり、また、どうしてもスピードアップにつながります。このような情勢の中、警察署といたしまして皆さまを守るために通学時間帯のパトカーによる警戒活動、街頭監視、ご高齢の方への交通安全指導、そして飲酒運転をはじめとする事故に直結する交通違反の取り締まりを強化してまいります。引き続き皆さまと共に市民の皆さんを悲惨な交通事故から守るための取り組みを強力に推進して参りますので、より一層のご協力をお願いいたします。
結びになりますが、私たちの取り組みにより、悲惨な交通事故が一件でも少なくなることを祈念いたします。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
出発式後、啓発場所のANAクラウンプラザホテル千歳前の道道早来千歳線沿いに移動する千歳RC参加メンバー
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