例会報告

第13回(通算2483回)通常例会 開催報告

日時:2017年11月09日(木) 12:30~13:30
場所:ANAクラウンプラザホテル千歳 例会場
プログラム:通常例会
担当:青少年奉仕・RA委員会

例会前の様子と本日の昼食です。

   

◇進行:SAA・プログラム委員会 伊藤 一三 委員長



◇国歌、ロータリーソング「奉仕の理想」斉唱



◇四つのテスト: 親睦活動委員会 櫻井 隆 委員



 

お客様紹介

◇大澤 雅松 副会長

 

 

RI第2510地区 地区RA直前代表 三浦 幸恵 様(札幌幌南RAC)

千歳RAC OG(2014-2015会長)北村 秀美 様

 

 

会長挨拶

◇瀧澤 順久 会長

 

 

千歳RC創立50周年記念事業委員会の五十嵐 桂一 委員長、根橋 聖治 副委員長はじめ会員有志の皆さんとタイへ出向き、バンコクで車椅子を寄贈し、新千歳空港に今朝帰ってまいりました。会員の皆さんの善意と奉仕へのご理解に感謝申し上げます。

 

10月26日の通常例会で、NPO法人「飛んでけ!車いす」の事務局長とボランティアスタッフに卓話をお願いし、千歳市内で使われていた車椅子を修理した後、タイに寄贈する仕組みを説明してもらいました。まさにあの説明の通り、タイ国際航空の新千歳-バンコク直行便を利用し、私たちが修理した車椅子を手荷物としてタイまで運びました。車椅子1台は25~30キロの重さです。

 

バンコクのスワンナプーム国際空港に到着後、ターンテーブルの前でいくら待っても車いすが出てこないと思ったら、実は違うターンテーブルだった。などハプニングもありました。

 

ハプニングといえば、「千歳RC創立50周年 車椅子の寄贈式」の横断幕を今野 良紀 会長エレクトに作ってもらったのですが、今野会長エレクトはそれを千歳に忘れてしまいました。そこからが今野会長エレクトの大活躍。言葉の通じないバンコクで、バイクタクシーをつかまえバンコク市内中の印刷屋を探しまわり、一晩で日本語の横断幕を作らせ、バンコクのホテルでの寄贈式に間に合わせたのでした。

 

そんなハプニングを経ながらも、11月7日の寄贈式では、五十嵐 桂一 委員長の司会進行、根橋 聖治 副委員長が英語で同時通訳し、阿部正信会員は和服姿で場を引き締めるなどの活躍があり、会場に来てくださった車椅子利用希望者や、そのご家族に無事に車椅子を手渡すことができました。中でもパーキンソン病になって足が動かなくなった母親とその息子さんに喜んでもらった時は、涙がこぼれそうになりました。車椅子を受け取った皆さんは、日本製の車椅子は品質が高く、軽く動かせると大喜びでした。「社会奉仕」、「国際奉仕」の実践を、肌で実感することができた瞬間でした。

 

さて、本日は未来につながる青少年奉仕・RA委員会の担当です。千歳RCの創立50周年を振り返ると、千歳RC創立20周年記念事業の一つとして取り組んだ千歳RAC設立支援を抜きに語ることはできません。あれから30年、五十嵐 桂一 クラブ奉仕委員長、喜多 康裕 幹事、前田 浩志 副幹事はじめ、多くのローターアクト卒業生、そして吉岡 毅 クラブ会報・公共イメージ・雑誌・IC委員長は千歳RAC直前会長としてまだアクトに名前を残しながらロータリアンとしてクラブの運営を支えています。

 

現在、千歳RACは千歳セントラルRC、恵庭RCと共同提唱となっていますが、千歳RACの活動に私たちが大きな役割を果たしていることには変わりありません。

 

提唱しているRACの活動や、次代を担う人材育成の成果について、本日は2016-2017年度RA地区代表を務められた三浦幸恵さんをお招きして卓話をお願いしております。札幌の介護福祉施設に勤務され、大変お忙しい三浦さんが、当クラブの卓話のため、お仕事を休んで来千していただいているそうです。RA会員、そして役員、とりわけ地区代表として活動する中で自分がどう変化し成長できたか。RI会長テーマは「ロータリー:変化をもたらす」ですが、卓話は「ローターアクト:変化をもたらす」ということになろうかと思います。ご静聴をお願いいたします。

幹事報告

◇喜多 康裕 幹事

 

 

1.本日、瀧澤 順久 会長をはじめとするタイ訪問団11名、無事に車椅子を届け、千歳に戻ってまいりました。タイの方々には非常に感謝され、感動的なセレモニーでした。詳細は近々例会でお伝えしたいと考えております。なお、タイの方々からお土産をいただいております。少しずつですが各テーブルに置いておきますので、皆さんでお召し上がり下さい。

 

2.10月17日のパスト会長と現理事との意見交換会を経て、10月26日の理事会でハワイカハラサンライズRCとの友好クラブ締結が正式に承認されました。近日中に今野 良紀 会長エレクト、前田 浩志 次年度幹事より、例会内にて会員の皆様に詳細をお知らせいたします。

 

3.千歳商工会議所主催で12月10日(日)に北ガス文化ホールで行われる「千歳年末チャリティカラオケフェスティバル2017」のチケット販売の協力要請がきております。当クラブの会員も何名か出演予定で、益金は千歳市の奨学金への寄付に充てられる予定です。何卒会員の皆様のご協力をお願いします。

 

4.11月8日、元会員で前ANAクラウンプラザホテル千歳総支配人の藤井雅一さんがご逝去されました。お通夜は11月10日の18時、告別式は11月11日の10時です。場所はベルコ手稲シティホールです。香典をお預けになる方は幹事の喜多までお申し付け下さい。

委員会報告

◇大西 信也 直前会長

 

 

11月2日に平成29年度の千歳市表彰贈呈式があり、千歳市の奉仕6団体により結成した「千歳川に桜並木をつくる市民サポートの会」が表彰されましたことをご報告いたします。市民サポートの会にて1,061,897円を「こころのふるさと千歳基金」に寄付したことによるものです。

 

◇青少年奉仕・ローターアクト委員会 山中 正一 委員長

 

 

1.10月30日、北海少年院の教育活動参観に山中が出席しました。
2.地区ローターアクト委員会では学友会を2018年3月3日に開催を予定しています。アクトを卒業された方の同窓会です。参加者を募集しています。

 

◇会長ノミニー指名委員会 前田 浩志 次年度幹事

 

 

10月26日通常例会で瀧澤会長より報告がありました、会長ノミニーの指名委員会です。会長ノミニー委員会の構成メンバーに関して理事会承認をいただきましたのでご報告いたします。メンバーは沼田 常好パスト会長、村田 研一パスト会長、菅原 正行会員、山中 正一会員、塩澤 寛子会員、宮川 浩一会員、そして委員会幹事の私の7名で構成させていただきます。本日の例会終了後に第1回目の指名委員会を開催致しますので、委員の皆さんにおかれましてはご出席をお願いします。

2017-2018年 地区大会永年勤続出席者他表彰

◇2017-2018年 地区大会永年勤続出席者の表彰(100%会員表彰)

 

15年 川端 清 会員(PC)

10年 藤川 俊一会員(PC) 

 

 

ロータリー情報

◇ロータリー情報・定款細則委員会 大西 信也 委員長

 

 

インターアクトとローターアクトについてお話しします。「ロータリーの友」平成24年2月号に記載されている北上編集長の記事にこうあります。

「地区大会などでインターアクトクラブやローターアクトクラブの会員が紹介されることがあります。そのとき、彼らは何者と思う時はありませんか。いずれもロータリークラブがスポンサーをしている若い人たちのクラブです。

 

今月はこの二つのクラブについてご紹介します。インターアクトクラブは奉仕と国際理解に貢献する青少年のためのロータリークラブが提唱している国際的な団体です。高校に在学中の生徒、または年齢12歳から18歳までの青少年が入会できます。インターアクトという名は国際的活動(International Action)を意味します。以前は最低年齢が14歳でしたから高校のクラブ活動で結成されたところがほとんどですが、一部の中高一貫校では中学生も参加していました。

 

しかし2010年1月の国際ロータリー理事会で12歳に引き下げることが決定し、中学生にもインターアクトクラブが出来始めています。またクラブ活動として一部の生徒が参加するのではなく、全校生徒が参加している高校もあります。いずれにしても学校が一つのクラブの単位になっていますからロータリークラブの担当者だけではなく、顧問、教師が会員の面倒をみています。

 

ローターアクトクラブは18歳から30歳。厳密には30歳になった後の6月30日までの若年成人を対象に、奉仕を志向する市民と指導者を育成するため、ロータリークラブが提唱する世界的な団体です。地域社会を基盤とするローターアクトクラブと、大学を基盤とするローターアクトクラブの2種類のクラブがあります。ローターアクトの名称はロータリーと行動(Action)からきています。こちらはインターアクトに比べて年齢が高いので、それぞれのクラブ、それぞれの地区で会員がアイディアを出して活動しています。

 

インターアクトの会員をインターアクター、ローターアクトの会員をローターアクターと呼んでいますが、彼らはどのような活動をしているのでしょうか。ロータリーの皆さんと同様にクラブ例会を開いています。例会の頻度は基本的には2週間に1回程度です。例会のやり方はクラブによって違いますが、ロータリー同様、点鐘して歌を歌うことから始めるクラブもあります。インターアクトの歌、ローターアクトの歌とそれぞれ歌を持っています。余談ですがローターアクトの歌ではなくローターラクトの歌となっているのは、ずっと以前、この歌が出来たころは英語の発音に近いローターラクトという標記を使っていたからです。

 

奉仕活動について、特にインターアクトの場合は学校内の清掃、校内での挨拶運動、地域のイベントの支援など地域社会での奉仕活動が多いです。工業高校の生徒が壊れたおもちゃや、車椅子を修理したり、農業高校の生徒が絶滅危惧種を栽培したり、学校の勉強を奉仕活動に活かす例もあります。ローターアクトクラブの場合は、地域に根差した活動に加え、発展途上国の人々たちのために、井戸を作ったり学校を建てる支援をするなど国際的な活動を活発に行っています。

 

更に、インターアクターもローターアクターもポリオ撲滅など、ロータリアンと共に活動する機会もたくさんあります。インターアクターもローターアクターもロータリアンに接しながらロータリーのこと社会のことを学んでいます。ロータリアンは彼らの手本となるよう自らの行動を振り返らなければなりません。また、できるだけ機会を見つけて彼らの若いアイディアに触れれば新しい活動の芽を見つけることもできるでしょう。」以上。

卓話

◇講師紹介:青少年奉仕・ローターアクト委員会 山中 正一 委員長

 

 

本日、卓話をしていただくのは、RI第2510地区 地区RA直前代表 三浦 幸恵 様です。

三浦様は仁木町出身で2014年札幌幌南RC RACに入会、

2015年札幌幌南RC RAC会長および地区RA代表ノミニー、2016年地区RA代表、2017年地区RA直前代表です。

本日は三浦様がRACに入会し「自分がどのように変わったか」について発表していただきます。

 

◇講師:RI第2510地区 地区RA直前代表 三浦 幸恵 様

 

 

◇卓話テーマ:「アクトに入って人生が変わった(前向きに生きる為に)」

 

今回、地区ローターアクト委員会の山中 正一様よりお話をいただき、この日のために準備をしてまいりました。また、本日は千歳RCの皆様、そして千歳RAC OGの北村 秀美 様にお会い出来ましたこと、大変うれしく思います。

 

私がローターアクトに入って、ロータリアンの皆様と出会い、学び、そしてどのように変化したのか、私が感じたことを披露いたします。千歳RCの皆様には何か感じ取っていただけたら幸いです。短い時間ですが心に響くよう頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。

 

元々は人前に立つのが苦手で、人見知りが激しかった。そしてコンプレックスの塊のような自分に対し自己嫌悪に陥り、社会にも反発していた。そんな自分に耐えられなくなり、奮起し自己改革をスタートさせた。そして、習慣、理念、行動を意識し、ポジティブな人間に変化することができた。と自らの貴重な体験をコンパクトにまとめて発表していただき、最後にはこれからも自分を磨き上げ、引き続き社会貢献に尽力したいとの頼もしいお言葉がありました。

 

※詳しくはスライドをご覧下さい。

 

 

 

 

◇謝辞:瀧澤 順久 会長

 

 

 

三浦様は自分自身を客観的に見ることができる方であると思います。そのような方は自分を変えることができます。自分自身を変えるのは大変です。よほど極端なことをしない限りなかなか変化はできません。若い年代で自己変革を意識されているというのは素晴らしいことであり、更なる成長につながります。三浦様、これからも頑張ってください。本日はありがとうございました。

ニコニコbox

◇親睦活動委員会 櫻井 隆 委員

 

出席率

出席・資料管理委員会 塩澤 寛子 副委員長

 

 

今回: 74.28%(11月09日=  44/70 実数)

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