例会報告
◇瀧澤 順久 会長
皆さん こんにちは!
平昌オリンピックが終わり、後半では日本の金メダルが続きました。会場のメーンポールに「日の丸」が揚がり、「君が代」が流れると、感動が高まりました。本日は、3月最初の通常例会ということで、ロータリーソングの前に「君が代」を斉唱しました。ロータリアンは経済人が多く、保守的な考えの人たちだから「君が代」を歌うと考えている会員や、千歳という土地柄で自衛隊行事が多いことから、「君が代」斉唱をそれほど疑問に思っていない会員もいるかもしれません。
「ロータリーの友」2017年4月号によると、会場に日の丸を掲げ、君が代を斉唱するようになったのは昭和8年からだそうです。戦時色が濃くなった時代だけに「敵国であるアメリカ発祥の、英語の名前の団体」だと、右翼の一団が京都ロータリークラブの例会場に押しかけたのに対し、当時のクラブの会長が「職業を通じて日本のために働いている者の集まりだ」と説明したそうです。右翼が「それなら証拠を見せろ」というので、例会場に日の丸を掲げ、君が代を歌い始めたのだそうです。
つまり、私たちの大先輩が、戦争の足音が高まる中でロータリーを守り抜いた証しが「日の丸」と「君が代」なのです。ロータリーソングと君が代の斉唱は、クラブの連帯感を生み出し、例会の雰囲気を明るく柔らかなものにしてくれるものと考えています。
さて、本日のクラブ協議会では、4月13日に開催予定の50周年記念講演会、4月21日に開催予定の50周年記念式典・祝賀会に関して、喜多幹事から説明があります。
記念講演は、昨年の夏に開催した50周年実行委員会で武石パスト会長から頂いた「多くの市民の皆さんに千歳ロータリークラブ創立50周年を知ってもらい、市民還元にもなる記念講演会を」という提案を受け、五十嵐桂一50周年事業委員長が中心になって具体化したものです。講師は、大阪府知事、大阪市長、大阪維新の会代表などを歴任し、知名度が極めて高い弁護士の橋下徹(はしもと・とおる)さんです。皆さんの力で会場の北ガス文化ホール大ホールを満席にして、千歳ロータリークラブ50年を大いにアピールしたいと思います。
またクラブ協議会の後半は、2019-2020年度のRI第2510地区ガバナーとなる福田武男パスト会長のお話です。千歳での地区大会開催はじめガバナー年度へ向けての準備も、7月から本格化していくことでしょう。
本日も、よろしくお願いします。
◇喜多 康裕 幹事
皆さん、こんにちは。本日もよろしくお願いします。
早速ですが、第25回幹事報告をさせていただきます。
来週の駒そば亭の夜間例会ですが、帰りのバスをご利用の方が多く、全員が乗れない可能性があります。そこで、お酒を飲まずにマイカーで行かれる方がいらっしゃいましたら帰りに乗せていただきたいと思います。ご協力をお願いいたします。
◇青少年奉仕・ローターアクト委員会:山中 正一 委員長
報告事項が2点ございます。
1.当初、3月27日(火)に予定していました親睦ボウリング例会ですが、アクトのメンバーが参加することが困難となり3月21日(水)春分の日に変更する方向で進めております。この日は休日でありますが、ロータリアンの皆さまには多くのご出席をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。
2.千歳ローターアクトクラブ創立30周年記念式典は予定通り5月19日(土)に開催します。ローターアクトクラブに会員を輩出していただいている企業の皆さまにつきましては参加をお願いすることになりますので、ご協力をお願いいたします。
◇国際奉仕委員会:根橋 聖治 委員長
報告事項が2点ございます。
1.皆さまからいただきました「書き損じのハガキ」につきましては、2月22日の例会で収集を締め切らせていただき、全部で155枚に達しました。例会後、千歳ユネスコ協会に渡してまいりました。「書き損じのハガキ」はユネスコ協会にて切手と交換し、各国で人々が無償で学習できるような教育の場として寺子屋を創設することに使用するとのことです。皆さまご協力ありがとうございました。
2.2月22日の例会にて皆さまにご協力をいただきました台湾地震の義捐金は、合計で53,000円となりました。皆さまありがとうございました。
◇ロータリー情報・定款細則委員会 大西 信也 委員長
本日はロータリーの友2017年7月号から、ロータリー日本100年史編纂委員会委員長であります、神埼正陳(茅ヶ崎湘南RC)第2780地区(神奈川県)1994-95年度ガバナーがコラム『「ロータリー日本100年史」の発刊が近づいてきました。』と、投稿されていますので、会員の皆さまに情報を提供いたします。
ロータリー日本100年史編纂委員会では、 『ロータリー日本100年史』 2020年の発刊に向け、議論を進めています。100年史を考えていく上で、ロータリークラブができる前の、ロータリーの初期の先輩たちが不思議としか言えないような縁で結ばれていたことを紹介したいと思います。
<あるロータリー前史>
ポールハリス、アーサーシェルドン、そして米山梅吉。いずれも、ロータリアンであれば親しみを覚える名前ですが、この3人に共通したものは何かと問われたら、なんとお答えになりますか。いろいろな回答が可能ではありますが、私は、この3人が同じ年に生まれていることに興味を惹かれます。明治元(慶應4)年、西暦で1868年なのです。米山が2月4日、ハリスが4月19日、シェルドンが5月1日となります。この年、日本は9月に年号が明治に変わりました。つまり明治維新の年です。アメリカでは南北戦争が終わってまだ3年。洋の東西が激動の時代であったのです。そのような時代背景の中で、シェルドンについては資料がなくて不明なのですが、米山もハリスも苦難の幼少時代を送っていたことはご存じの通りです。
この3人が同い年だということだけでも面白いことですが、3人が25歳になった年、1893年という年が、また大変面白い年になるのです。開拓時代、西部への玄関のような役割を果たしていたシカゴという町が、1871年10月8日の大火の災害を克服して、1893年にワールド・コロンビア・エクスポジションと呼ばれるシカゴ万国博覧会を開催したのです。シカゴという町が東部から西部の辺境への入り口から、アメリカ中部の大都市へと変貌するきっかけになった出来事でした。
1887年に渡米していた米山梅吉(銀行家・三井銀行)は、5月1日から10月末までこの万博で、日本館の展示物の解説者として働いていました日本館は宇治の平等院鳳凰堂を日本の宮大工が現地で精巧に再現したもので、大変な人気を呼び、後年、帝国ホテルを設計したフランク・ロイドライトが、万博の日本館から大きな影響を受けたといわれています。
ポールハリスは、大学卒業後の「5年間の愚行」の3年目、イギリス渡航から戻ってほとんど無一文に近い状態でこの万博を訪れ、いとこに見つかりそうになり、恥ずかしさから慌てて身を隠したとハリス自身が『ロータリーへの私の道』の中で告白しているような場面もありました。そんなハリスが、大きな話題となっていた日本館を見に行かなかったことは考えられないでしょう。そうだとすれば、説明役をしていた米山梅吉との相互に無自覚な歴史的接触があっただろうことも、高い確率であり得たことなのです。
同じ頃、シカゴで世界宗教会議が開かれていました。宗派を超えて世界中から宗教人が集まる会合は世界史上これをもって嚆矢(こうし)とされます。日本からは、臨済宗円覚寺の管長釈宗演(しゃくそうえん)が参加していたのですが、現地での宗演の世話役の一人が、後の大阪ロータリークラブの会員で「ロータリークラブ以前の大ロータリアン」と題して二宮尊徳の思想がいかにロータリー思想と符合するかを英文で紹介した土屋元作(大夢)でした。当年33歳の宗演は、8月23日に万博を訪れています。曰く「・・・・・・日本出品場に入る。・・・・・・赤塗の日本大橋を越え宝玉殿を見る。華美、見物の白人頗る多くみな満足の色あり、喫茶店に入る。・・・・・・此日入場者60万人、その混在開会以来未曾有といふ」(井上禅定著 『釈宗演伝』)
<ロータリアンの皆さまのご協力をお願いします>
私は、このような不思議な縁が積み重なって日本のロータリーが誕生したと考えます。そして、その時から現在に至るまで、日本のロータリーの100年の変化は大きく、それをどう把握するかが100年史の最大の課題と考えています。引き続き、ロータリー日本100年史編纂委員会へのご協力をお願いいたします。
◇喜多 康裕 幹事
喜多 康裕 幹事より、当日配布された資料「50周年について」に基づき、実行委員会組織図、予算案、式典次第、祝賀会次第、ゴルフ大会開催要綱について説明があり、内容について承認されました。
◇福田 武男 第7グループ ガバナー補佐
福田 武男 ガバナー補佐より ロータリー活動の最近の動向についてお話がありました。
〇ガバナー補佐の役割について
・RI第2510地区に属する全12グループそれぞれから輩出し、ガバナーを補佐する仕事。
・会議が年に3~4回、各クラブ訪問や書類報告などがある。恵庭ロータリークラブには各種調整事項があり、最も多く訪問している。
〇第7グループの動向について
・第7グループ内で、会員確保に苦慮しているロータリークラブがある。
・ガバナー補佐の選出方法について検討が必要と考えている。
・将来のガバナー補佐を早期に決定する必要がある。
〇IM(インターシティーミーティング)について
・6月2日(土)開催予定のIMは由仁ロータリークラブがホストとなり、、シャムロックカントリークラブにてゴルフ後、小林博パストガバナーの講演を予定している。
・IMの目的は会員の親睦を深めることとロータリーについて学ぶこと。講演会や懇親会の中で学習することになる。
〇会長幹事会について
・年に6回程度開催している。
・前回の会合で、国際ロータリー2750地区(東京都港区、中央区、千代田区他の100クラブ)の提唱事業であるフィリピンのバギオ基金の紹介があった。バギオは首都マニラから北へ約250㎞、標高約1500mで、人口30万~35万人の学園都市。敗戦後、激しい報復と迫害を受けた日系フィリピン人達がバギオの山中で日本人であることを隠して暮らしていた。彼らを救おうと立ち上がったシスター海野さんの活動に賛同した東京城西ロータリークラブの提唱で1981年に創設された基金。具体的な進め方等については検討中。
・第7グループ合同事業であった「タイ・チェンライ アカ族古着支援」について、衣類は毎年収集することが困難なことから次年度は実施しないこととした。
〇2018-19年度国際ロータリー会長バリー・ラシン氏(バハマ、イーストナッソー・ロータリークラブ所属)について
・ラシン会長エレクトは、米国サンディエゴで開催したロータリー国際協議会で、次期地区ガバナーに向けて2018-19年度テーマ「インスピレーションになろう(BE THE INSPIRATION)」を発表した。「何か大きなことに挑戦しようというインスピレーションを、クラブやほかのロータリアンに与えてください。自分よりも長く、後世にも生き続けるものを生み出すために、行動を起こす意欲を引き出していただきたいのです」というメッセージである。
・テーマについて私なりの解釈として「ロータリーの魂を揺り動かして、素晴らしい地域になるように感化しましょう」という理解である。
〇PETS (Presidents-Elect Training Seminar) 会長エレクト研修セミナーについて
・2018年3月10日(土)~11(日) 札幌グランドホテルにてセミナーが開催される。関係者の方々の出席をお願いしたい。
〇最後に
・50周年が終わらなければ何も始まらない。50周年記念の諸行事を成功させ、次年度に入ってから多くのご協力をお願いしたい。
◇親睦活動委員会 櫻井 隆 委員
1.瀧澤 順久 会長 恒例のちとせインターゴルフツアーは第37回目を迎えました。猛吹雪の中、31名全員、無事に帰千することができました。
2.喜多 康裕 幹事 本日配布されたロータリーの友3月号の17ページに私が寄稿した文章が載っております。是非ご覧ください。
3.荒 洋一 会員 ①小畑先生、例年実施している歯科検診ありがとうございました。また、お米をたくさんいただきましてお礼申し上げます。②現在、看護師を1名募集しております。心当たりがございましたらご紹介をお願いいたします。
4.阿部 正信 会員 妻の誕生日にお花をありがとうございました。
5.今野 良紀 会長エレクト 喜多幹事、ロータリーの友への掲載おめでとうございます!誇りに思っております。
6.曙 嘉輝 会員 北海道が悪天候の中、瀧澤会長主催のゴルフツアーに宮崎県まで行ってまいりました。2日目には自己ベストに1打と迫る69が出ました。先輩、ごちそうさまでした!
7.前田 浩志 会員 ロータリーの友に喜多幹事の書いた記事が載っていました。掲載おめでとうございます!
8.櫻井 隆 会員 妻の誕生日に素敵なお花をいただきました。ありがとうございました。
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