例会報告
◇伊藤一三会長
皆さんこんにちは。
本日は2月最後の例会になります。
おとといの2月23日は、天皇誕生日で祝日でした。それに合わせてのお言葉もやはりコロナ禍にある日本国民へのいたわりのお言葉であり、医療関係者をはじめとする現場で働いている皆様に対する感謝のお言葉であったと思います。関係者の皆様には大いに励ましになったのではないでしょうか。
さて2月23日はもう一つ、ロータリー創立記念日です。ロータリーのルーツとなる最初の集まりは1905年2月23日、シカゴで行われました。参加メンバーにはポール・ハリス、シルベスター・シール、ハイラム・ショーレ、ガス・ローアの4名の創設者です。その会合の最初の様子がある本に書かれていましたのでご紹介します。先輩の皆さんはご存じだと思いますが我慢して聞いてください。
「最初のロータリー会合は典型的な事務室で開催された。~それはあまり照明の良くない、机が一つ、椅子が三つ四つ、隅の方にコート掛けが一つ、それに絵が二、三枚と工作図面が一つ壁に掲げられた小さな部屋だった。」
「それは鉱山技師、ガス・ローアの事務所だった。そしてガスが一人の訪問客~ハイラム・ショーレという裁縫師を迎い入れたばかりの時だった。ハイラムは竪型(たてがた)の椅子の一つに腰をおろしてガスと話始めた。~最初は通例の何気ない話で始まったが、まもなく彼らの話は友人の弁護士が数か月も前から終始論じていた構想のことに移っていった。その弁護士の名はポール・ハリスと言ったが彼は一つの新しい種類のクラブの構想を持っていた。ガスとハイラムはもう二人の訪問客~石炭商のシルベスター・シールと他でもないポール・ハリスその人を待っていたから、今晩もまたその問題を論じ合おうというのであった。」
「やがてその二人が部屋に入ってきた。二人は、今イタリア料理店で素晴らしい食事をしてきたところだと言った。彼は一つ二つ面白い経験談を交わした後、ポールがクラブの構想を発表した。彼は、もし一群の実業家たちが定期的に会合してお互い知り合うことができたら大変良いだろうと説明した。かつて1905年2月23日にロータリーが誕生したのであった。」
これは、ハロルド・T・トーマスという人が書いたロータリー・モザイクという本から写しましたが、元々は「奉仕の冒険」と題する書物から引用したと書いてありました。
当時のシカゴ、特に商業道徳は地に墜ちていた時代であり、ロータリー誕生の背景や変遷についても書かれています。最初は仲間を集めて助け合いながらまともな商売をしようというところから始まったように思います。時代の流れがロータリーを短期間で成長させ、その後、目的も奉仕のクラブへと変化を遂げました。私はこの本をまだ途中までしか読んでいませんが興味のある方はぜひ読んでみたらどうでしょうか。ロータリー創立記念日にあたり、少しだけお話をさせて頂きました。
本日の例会宜しくお願い致します。
◇稲川和伸 幹事
・活動の一環として、この春に高校を卒業して一人暮らしを始める方々に宅建協会が発行している「はじめての一人暮らしガイドブック」を贈呈します。卒業生は明日が卒業式前の最終登校日との事ですので、本日例会終了後に「千歳高校」・「千歳北陽高校」を訪問してお渡ししてきます。
◇ニコニコボックス 親睦活動委員会 吉田一也 会員
本日:35,000円
トータル・699,000円
ご協力ありがとうございました。
◇2月の誕生日会員紹介 親睦活動委員会 石川重雄 副委員長
・丹治秀一 会員(6日) 98歳(来年「白寿」)
・曙嘉輝 会員(6日)
・瀧澤順久 パスト会長(13日)
・岡崎進 会員(16日)
・菅原正行 会員(28日)
◇出席・資料管理委員会 荒洋一 会員
運営されている施設の新型コロナ対策の状況に加えて、現在の社会保障制度の仕組みと予算規模ならびに使途・法律改正の影響や今後の見通しについてご紹介を頂きました。
(記録:クラブ会報・公共イメージ・雑誌・IC委員会)
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