例会報告
◇伊藤一三会長
皆さんこんにちは。
4月12日の早朝にアメリカ男子・マスターズゴルフで、松山選手の活躍を見て大変感激致しました。池ポチャもあり、バンカーもあり、本当に大変な試合でしたが皆さんご存じの通り結果、2位と1打差の優勝でした。松山選手のメンタルの強さを大いに感じた試合でした。苦節10年、10代からマスターズに出場していたとの事にも驚きでした。まだ29歳、これからの活躍も期待をしたいと思います。
さて、昨年の11月24日(火)に1,000名規模で開催を予定し、延期になっておりました「日本のロータリー100周年を祝う会」記念式典・祝賀会を2021年5月25日(火)にザ・プリンスパークタワー東京での実施が決定をしたとの記事がロータリー情報4月号に掲載されておりました。500人規模での開催との事です。(3月10日時点)感染の状況によっては、再度の延期または中止も想定しているとの事です。なんとか開催できてほしいと思っているところです。式典はどなたでもご覧いただけるようYouTubeにてライブ配信するとの事です。詳細がわかり次第、後日改めてご連絡致します。
コロナ禍の中、私の年度もあと2カ月余りになりました。しかしながらこれからの例会の内容を見てみますと、千歳セントラルロータリークラブとの合同例会もあり、昼間移動例会や早期移動例会として、分収造林のお手入れ、桜の下草刈りなど大事な例会ばかりです。これからも皆さんのご協力を頂きながら、コロナの感染対策を実施し、開催していきます。最近、マスク会食が推奨されています。あまり評判は良くありませんので、合わせての方法としてハンカチを横に置いてマスクがわりにしたら如何でしょうか。色々と工夫をしていきたいと思います。これからロータリー情報・定款細則委員会の勉強会があります。最後まで宜しくお願い致します。
◇稲川和伸不在の為、佐々木義郎 会計(副幹事)
今後の予定について報告します。尚、現時点での計画段階の事項もありますのでコロナをはじめとする周辺状況によっては変更となる可能性があることをご承知おき願います。
①4月22日18:30開始 千歳セントラルロータリークラブとの夜間合同例会
座席数の限定による距離の確保ならびに短時間開催等の感染対策を実施した上で開催します。既に出席予定の確認は済んでおりますが変更等ありましたら早めに一報願います。
②5月8日(土) 昼間移動例会
お花見を兼ねて屋外で実施する計画を検討しています。実施場所は泉郷キャンプ場を予定しており、移動手段の確保・現地での懇親手法についても検討中です。
詳細が決まりましたら開催の案内・出欠の確認をします。
③5月16日(日) 地区大大会 (本会議は13:00開始)
札幌パークホテルでの開催となりますが、直接会場での参加は福田PG夫妻・村田地区幹事・今年度会長・今年度幹事・次年度会長・次年度幹事のみとなります。その他の皆さんについては「千歳会場(リアン)」で同時開催するオンライン会議での参加となります。千歳会場での開催方法につきましては別途お知らせします。
◇親睦活動委員会 竹原正年 委員
・斉藤えみこ 会員 4月9日
・加藤輝明 会員 4月10日
・五十嵐宏 副会長 4月16日
・菅原伸一 会員 4月16日
・南雲洲治 会員 4月17日
・安達正子 会員 4月17日
・阿部正信 会員 4月18日
◇ ロ-タリ-情報・定款細則委員会 今野良紀委員長 大西信也委員
〇資料3ページ目の解説(Rotaryビジョン)
ロータリーの創始者ポールハリスは1896年28歳の時シカゴにて弁護士開業 今から125年前のことです 19世紀末のアメリカは、欧州その他から陸続として移住して来るひと旗組の人達によって、血のにじむような開拓が行なわれ、シカゴのような大都会では、生きるための人間の修羅場が現出しギャングがはびこっていた時代 1900年の夏、記禄によりますとポール・ハリスは友人の弁護士の招待を受けて、彼の自宅に赴くことになりますが、そこでポールは、友人が街を歩きながらあちこちの店の主人や通行人達と、親しく談笑している有様を見て大変な衝撃を受けることになります、彼が驚いたのは、このような大都会の中にも田舎にあったような、心温まる友情が存在しているという事実でありました。それまでのポールは日曜日に教会に行く時以外は全く孤独でありました。日暮れ時や週末の仕事のない日には、遥かなる故郷の山や川、少年の頃の思い出に浸りながら、都会生活の無味乾燥さに気のめ入る思いをしていたということであります。『温い友情に飢え渇いていたからこそロータリーの発想があった』と彼はいっています。 生き馬の目を抜くような猛々しい生活環境、人の心を信ずることの困難な対人関係、愛情の砂漠というべき大都会また時代の背景において、如何にしたら豊かなる愛情によって結ばれた友情のオアシスを作ることが出きるか、1900年から1905年迄の5年間は、ポール・ハリスがロータリー運動について思索した時代でした。
この5年間に、ポール・ハリスは、大都会の荒廃し、汚濁に満ちた世相を慨嘆して、世直しの手段としてロータリーの構想をまとめたという見方もありますが、この見方はロータリー発生後5年、10年を経過する間に生れた構想であると考えた方がよろしいようで、1905年の時点では、温い友情をもって結ばれるオアシスを作りたい、との考えに専念していたということです。 世界初のロータリークラブ(シカゴ・ロータリークラブ)を設立したのは、1905年2月23日。さまざまな分野の職業人が集まって知恵を寄せ合い、生涯にわたる友情を培うことのできる場をつくることが、ハリスの夢でした。
設立以来、ロータリーは徐々に人道的奉仕にも活動を広げ、今ではさまざまな職業や文化をもつロータリー会員が日々、さまざまな課題を解決するために草の根の活動や国際的な取り組みを行っています
〇資料07ページ目(米山梅吉とは)
1920年に日本初のロータリークラブである「東京ロータリークラブ」を設立し、初代会長に就任。内外編物(現・ナイガイ)設立に深く関わった 米山奨学事業は、9万人のロータリアンが支援 日本最初のロータリークラブの創立に貢献した実業家米山梅吉氏の功績を記念して発足しました。1952年に東京ロータリー・クラブで始められたこの事業は、やがて日本の全クラブの共同事業に発展し、1967年、文部省(現在の文部科学省)の許可を得て、財団法人ロータリー米山記念奨学会となりました。
米山梅吉氏米山奨学事業の記念の称号を付した米山梅吉氏1868年に江戸(東京)の和田家に生まれる。幼少にして父と死別し、母の手一つで育てられました。16歳の時、静岡県長泉町から上京し、働きながら勉学に励みました。20歳で米国へ渡り、ベルモント・アカデミー(カリフォルニア州)ウエスレヤン大学(オハイオ州)シラキュース大学(ニューヨーク州)で8年間の苦学の留学生活を送りました。
帰国後、文筆家を志して勝海舟に師事しますが、友人の薦めで三井銀行に入社し常務取締役となり、その後、三井信託株式会社を創立し取締役社長に就任しま した。信託業法が制定されると逸早く信託会社を設立して、新分野を開拓し、その目的を”社会への貢献”とするなど、今日でいうフィランソロ ピー(Philanthropy*)の基盤を作りました。 晩年は財団法人三井報恩会の理事長となり、ハンセン病・結核・癌研究の助成など多くの社会事業・医療事業に奉仕しました。また、子どもの教育のために、はる 夫人と共に私財を投じて小学校を創立しました。”何事も人々からしてほしいと望むことは人々にもその通りせよ”これは米山梅吉氏の願いでもあり、ご自身の 生涯そのものでした。”他人への思いやりと助け合い”の精神を身もって行いつつ、そのことについて多くを語らなかった陰徳の人でした。 世界の平和を願って ―なぜ留学生支援なのか―
「今後、日本の生きる道は平和しかない。それをアジアに、そして世界に理解してもらうためには、一人でも多くの留学生を迎え入れ、平和を求める日本人と出会い、信頼関係を築くこと。それこそが、日本のロータリーに最もふさわしい国際奉仕事業ではないか」――。
事業創設の背景には、当時のロータリアンのこのような思いがありました。
それから長き歳月が流れましたが、”民間外交として世界に平和の種子を蒔く”という米山奨学事業の使命は一貫して変わっていません。
むしろ、今日の世界情勢と日本の置かれている状況を考えるとき、その使命はますます重要性を増しているのではないでしょうか。留学生への支援は、未来に向かって平和の懸け橋をかける尊い奉仕なのです。
〇資料08ページ (Rotaryの基本理念)
元来ロータリーの奉仕理念は 高度な哲学や宗教から出発したものではなく 人間が本来生まれながらに心の奥に持っている目に見えない精神 他人に役立ちたいという心を発掘し育てていく事なのです。
これがRotaryの生命力でありまた原点と言えます。
決議23-34
ロータリーは基本的には一つの人生哲学でありそれは利己的な欲求と義務及びこれに従う人の為に奉仕したいという感情との間に常に存在する矛盾を和らげようとするものである。
この哲学は奉仕—Service above self—の哲学であり He profits most who serves bestという実践的な倫理原則に基づくものである。
〇資料09ページ
Rotaryでは奉仕の理念の意味について様々な表現が行われてまいりました。
「超我の奉仕」
「最もよく奉仕するもの最も多く報いられる」
「他者に対する思いやり」
「自分にして欲しいことを何よりもまず他者に与える事」
※ 「RotaryClubは奉仕をする団体ではなく 奉仕をする人々の集まりである」
※ 「RotaryClubは奉仕の訓練所である」
〇資料10ページ目
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、 これを育むことにあります。具体的には、次の各項を奨励することにあります。
第1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
第2 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
第3 ロータリアン一人一人が、個人として、また 事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。
第4 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。
〇資料11ページ目(ロータリーの目的)
第1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
第2 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し社会に奉仕する機会としてロータリ アン各自の職業を高潔なものにすること。
第3 ロータリアン一人一人が、個人として、また 事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。
第4 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。
〇資料13ページ目(分収造林事業)
千歳ロータリークラブの奉仕事業の柱 千歳ロータリーの森林(もり)の生みの親
丹治顧問・平間組合長・先人委員会皆々様は毎年並みならぬ手入れ作業を怠らず未来への奉仕事業を現在も継続中である。
2018年7月から丹治組合長は顧問へ新組合長として平間会員がが就任している。
〇資料14ページ目(ロータリーとライオンズの違い)
まず知っておいていただきたいのが、ロータリークラブ・ライオンズクラブのどちらもが「社会奉仕団体」であるということです。
ロータリークラブとライオンズクラブとの違いは、実務面では殆ど相違ありません。しかしながらあえて言うとすれば、ライオンズクラブは1917年アメリカのシカゴで元ロータリークラブ会員だったメルビン・ジョーンズの提唱により誕生した社会奉仕を重点に、We Serve(我々は奉仕する)を理念とした団体です。 それに対しロータリークラブは、1905年アメリカのシカゴでポール・ハリスによって設立された職業倫理の高揚を学び一人一人の職業を通じて社会に如何に奉仕するかと言う職業奉仕を重点に、I Serve(私は奉仕する)を理念とした団体です。
(記録:クラブ会報・公共イメージ・雑誌・IC委員会)
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