活動報告
千歳ロータリークラブにとって、この年度はクラブ創立50周年という大きな節目を迎える年度でございます。メーンとなる記念式典・祝賀会は来年4月21日の開催と決まっておりますが、このほかにも記念事業、記念ゴルフ大会、記念誌の編纂と記念式典当日のプログラム冊子の作成などの準備を、実行委員会の皆さんのお力で進めていかなければなりません。実行委員会委員長はじめ各委員長にはパスト会長やベテランの会員をお願いしております。委員長の皆様の豊富な経験や見識を存分に発揮され、委員会に所属する若手や新入会員の行動力や新しい発想もどんどん引き出していただきたいと思います。
また、この50周年は、これまでの半世紀を振り返り、諸先輩の功績を称え、感謝することはもち論ですが、諸行事、諸事業の展開を通じて、千歳ロータリークラブの存在と持てる力を地域の他団体や市民にアピールしていく格好の機会でもあります。自分たちだけの満足で終わらせることなく、外から見ても、クラブへの評価を高め、よりよい印象で受け止めてもらえるよう、効果的な演出や広報活動も必要です。
この効果から、当クラブへの理解が広がり、さらなる会員増強にもつながってまいります。会員、特にパスト会長やベテランの方々がそれぞれ、自分の事業に愛情をこめて取り組み、その地域への愛を奉仕の根源としていることを知っていただけるような記念行事、記念事業となるよう、お願いしたいと思います。
最後になりましたが、50周年を飾る地域への奉仕、世界への奉仕、未来への奉仕が、皆さんの交友関係をより良いものにし、いずれは皆さんとご家族のご健勝、皆さんの事業のご発展にもつながりますよう祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。
50周年に関しては、平成30年4月21日に例会場であるANAクラウンプラザホテル千歳で記念式典を挙行することと、実行委員会の組織図をクラブ計画書などで会員にお知らせしています。また、メーンとなる記念事業が千歳市内と海外への車椅子寄贈であることも、今年5月25日の例会で瀧澤会長(当時会長エレクト)が活動方針を述べる中で明らかにしています。
車椅子事業の概要は、9月にオープンする千歳市休日夜間急病センター「ささえーる」に新規に寄贈するのをはじめ、市立千歳市民病院など市公共施設で既存の車椅子の更新、未配備の施設への新規車椅子配備など計97台を寄贈。更新後の既存車椅子は修理・整備してNPO法人「飛んでけ!車いす」の会によるルートを通じて11月にタイに贈ります。社会奉仕、国際奉仕につながる事業であり、まさに今年度の会長方針「あなたの愛を 地域へ 世界へ そして未来へ」を形で示すものです。
瀧澤会長は冒頭あいさつで50周年の意義を語り、式典や記念事業のほか記念誌、記念ゴルフ大会など実行委を動かしていく上でパスト会長、ベテラン会員の経験と見識により若手会員の行動力や新たな発想を引き出して「50年間を振り返り、諸先輩に感謝すると共に、千歳ロータリークラブが地域への愛を奉仕の根源としていることを他の奉仕団体や市民にアピールし、自分たちの満足で終わらせることなく対外的な評価を高めて、さらなる会員増強にもつながるように、皆さんの豊富な経験を生かして」と述べました。
末廣実行委員長は「ロータリーでは25年、50年、75年、100年を大きな節目としている。50周年は重要な節目であり、それぞれの委員会でのこれからの活動を、よろしくお願いしたい」と、出席者に絶大なる協力を呼び掛けました。
この後、記念ゴルフを4月20日、記念式典を4月21日に行う日程を確認。実行委内の委員会ごとに具体的活動を示したスケジュール表も示されました。また、メーンの車椅子寄贈事業に関して五十嵐桂一記念事業委員長が車椅子寄贈先のリストを示して説明。いずれの車椅子にも「千歳ロータリークラブ寄贈」のプレートまたはステッカーを貼付して、当クラブの奉仕事業であることを示すことなども説明しました。
この後、佐藤秀雄パストガバナーの発声で乾杯し、食事をしながらのの意見交換で、50周年を広く市民にアピールするために記念式典、祝賀会の前に著名な講師を招いて市民に公開する講演会の開催などが提案され、早急に検討していくことになりました。
今後は月1回程度の実行委を開いて実行委内各委員会の進ちょく状況の確認をしていく予定です。なお、9月5日の「ささえーる」開所の際は末廣実行委員長らが車椅子寄贈をする予定です。
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